あきらめない ~ 青空の下のマウンド ~

それが、今の俺と史花の関係を表しているようで、少し悲しい


けど、逆に言えばそれは、他の人は見ることができない史花


「俺、史花のこと好きだよ」


こんぺいとうを食べている史花にそう言うと、史花は笑って


「私も好きだよ?」


と返してくる


史花と俺の " 好き " は違う


そうは分かっていても、すごく嬉しかった


「あ、投手諦めんなよ?
まだ出来ないって決まったわけじゃねーからな」


「うん。
諦めないよ。絶対」


「それならいいや」


俺はそう言って史花の頭を撫でた


「私、こうやって啓に撫でられるの好き〜」


「そうなんだ」


「うん。安心する」


史花はそう言って笑い、もっともっとーっとを動かした


可愛すぎる…!!


ジーンとしながら頭を撫でていると、コンコンと音がしてドアが開いた


「史花こんぺいとう買ってきたよ〜」


「なっちゃん!」


入ってきたのは花本

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