あきらめない ~ 青空の下のマウンド ~

「悪かったな…」


「許そう!」


「ありがとうございます。
あ、こんぺいとう食べるか?」


俺がそう言うと、史花は目をキラキラとさせて「うん!」と言った


昨日買ったものは粉々に砕けてしまったため、このこんぺいとうはさっき来る途中に買ったもの


こんぺいとうを渡せば史花は満面の笑みで「ありがとう!」と言い、その場で一粒つまんで口にいれた


「おいし〜」


「ははっ。そりゃ良かった」


そう言うと、史花は俺の顔を見て


「笑った」


と言った


「え…」


「啓、さっきからずっと怖い顔してたから」


「わ…マジか…」


「うん。でも、やっぱ啓は笑顔が似合うね。
クラスの子たちがよく言ってるよ。啓の笑顔は癒されるって」


史花はそう言うと、また1粒こんぺいとうを食べた


「・・・俺は、史花の笑顔に癒されてるよ?」


「へへ。ほんと?」


「ほんと」


照れるかと思ったら、全く照れない

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