あきらめない ~ 青空の下のマウンド ~
「それはもう史花ちゃんには言ったって…?」
「・・・和也さんが伝えたらしいわ」
投手ができない
そう伝えられた史花はどうなっているのだろう
泣きわめいているのか
それとも、黙って自分の気持ちを押さえ込んでいるのか
史花の性格上、明らかに後者だ
早く行かないといけない
そう思った
家に帰ったときにはもう面会時間は終わっていて、史花には明日会うことになった
だけど、母さんだけはおばさんに会いに出かけて行った
次の日
病院に行く途中に買った色の綺麗なこんぺいとうを片手に、史花のいる病室に行った
部屋の前までつき、ドアをノックしようとすると、
「じゃあ、どうすればいいの…?!」
という史花の声が聞こえた
そっとドアを小さく開け、中を覗く
するとそこには永岡がいた
なんで永岡がここに…?