能力家兄妹!



「てめえ、あの時のか」


玲斗も気がついたようでふうっと息を吐いた。


「ああ、君か」



すると少女はクスッと笑った。



「侑芽、どういうこと?」


柏崎さんは、その少女を侑芽と呼び彼女の顔色を眺めた。


「私は、御井橋侑芽 (みいはし ゆめ) 難しい字で書くから書き方は覚えなくていいや。そう、まさかあの人たちがこんな凄い人たちだったとはね。」



そうってニッころと笑う御井橋

御井橋は前に一回商店街で銃を振り回していた、その人だった。



「勝手にセルフバティー、覗いちゃってごめん。でも、こんな凄い人達をバッファローに入れないなんて、もったい無いでしょ?」



御井橋はもう一度姫奈の手からセルフバティーを奪うとにっこりと微笑んだ。

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