できちゃった結婚です!
初めて感じる痛みに、どうする事も出来なくて、近くにあるテーブルの角に掴まりながら
何とか座る。
「大丈夫、だから。大丈夫だから」
母は強し、とはこの事なんだろうな
きっと。
どんなにお腹が痛くても、この子の為なら絶対に耐えてやるんだから
「あの、大丈夫ですか?」
「だい、じょうぶ、すみませんお店の人に言ってタクシーを、呼んでください」
彼女の顔は見てないけれど靴が視界から離れたところを見て多分
わたしのお願いを聞いてくれたのだと思う。
わたしはバッグから携帯を取り出した。
新、新、新!
何度も新の名前を心の中で呼びながらSNSを開く。
指が震えてうまくキーを打てない
周りで色んな人達が騒いでいる
大丈夫だからね、だからお願い、何事もなく無事でいて―――