できちゃった結婚です!
新が言うと、お父さんは一度頷いて、話を続けた。
「私も妻も、お互い最初の結婚は早かった」
「それはお父さんとお母さんの事で、わたしと新がそうなるとは限らないじゃない」
「でもそうならないという可能性もないだろう?」
「だけど」
「結婚は認めない。子供も認めない」
あまりにも冷めた声に、わたしの手が震えるのが分かる。
「子供はおろしなさい」
まさかお父さんにそう言われるとは思いもしなかった。
おろせ、なんて
「大丈夫か?」
新がわたしの手を握ってくれる。
「う、うん。ごめん分かってくれない親で」
「いや。普通だろ?俺が父親でもきっとあぁ言うさ」
「新がお父さんになるって想像できない」
クスッとわたしが笑うと、新も笑った。
「もうすぐなるだろ、父親に」