四百年の恋
***


 「気持ち悪い……」


 翌日。


 二日酔いのせいか圭介は頭が重く、自宅マンションのソファーで横たわっていた。


 日曜日で部活もオフだったのを幸いに、朝からごろごろしていた。


 他の奴らは二次会と称して、おねーちゃんのいる店を目指して夜の店に消えていった。



 そういうのに興味を失った圭介は、一次会だけで帰宅。


 一次会しか行っていないのに、飲むペースが速かったせいか、頭がガンガンする。


 朝から何も食べていない。


 夏を迎え、午後になって気温上昇。


 窓を全開にしていても暑い。


 扇風機を押入れから出せばいいのだろうけど、それすら面倒くさい。


 「やらなきゃならないこともあるのに……」


 来週末に札幌で行なわれる全国統一センター試験模試に、クラスの生徒大部分を送り出す準備もある。


 だが動き出すのが億劫で、なかなか何もできないまま日曜日は過ぎていった。
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