♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
「おい、美咲大丈夫か?」
「へぇ!?だっ大丈夫大丈夫」
大丈夫そうに見えねぇけど。
「あの、すいませんでした」
さっきの女の隣にいた男が喋った。
「いや、お前が謝る必要はないけど、
どうしたんだ?」
「先輩、覚えてないんですか?」
「え、何を?」
「いえ……覚えてないならいいんです。
それじゃあ失礼しました」
ぺこっと頭を下げて去って行った。
「輝、あの女の子と何かあったの?」
「いや、全然わかんねぇ」
「そっか……私たちも時間だね。
じゃあまたね~!」
「おう」
それから、授業が始まった。