Not to memories
逃げてた自分
次の日から普通に学校にいった。

まさとは男。
結局男はみんな一緒。
そうやって私は今までどうにかやってきた。

これからも。
忘れない。

これだけは絶対に!



よし!
気をしっかり持てば平気。
最近の私は弱ってただけ。

午前中の授業、爆睡していたため、あっという間に昼休み。

いつものように小林さんに声をかけ、購買にパンを買いに行く。

ドーナツ残っててー!

「飯田さーん!」

もー。誰?ドーナツ!!

「あっ佐藤くん!昨日メールありがと!もう大丈夫だからー」

「購買?一緒にいく!」

よかったー。ここで止められたら私のドーナツが。。。

購買に着くとまさとがパンを買っていた。

あっまさとドーナツ持ってる。

げっ

もう残ってるパンの中には、ドーナツない。。。


ドーナツ!!

「ど?どーした?」
すごい顔でもしてたんだろうか。。。
佐藤くんが心配をして顔を覗き込んだ。

「あっごめん。好きなパンなくなっちゃって」

私の声が聞こえたのか、
まさとがドーナツを私に見せつけて、
笑っている。。。

むかっ

別にいーし!

焼きそばパンにしてやる。

炭水化物かける炭水化物
こんな組み合わせ最悪だけど
うまいから許す!

「ねぇ。あのさー飯田さん?

今日って暇?病み上がりだからきついかな?」

「あっごめん、今日バイト入れてるんだ」

「そか。じゃあ仕方ない。」
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