Not to memories
木村さんは大学生かと思うぐらい
大人びていて綺麗。まどかちゃんとは対称的だ。

どちらかというと、サバサバしているように見えるが、俺に向ける視線が重くて今すぐにでも逃げたい気分だ。

。。。

「滝口くんってケーキ好き?」
。。。

痺れを切らした、
木村さんは声をかけてきた。

「俺、甘党だから。」

「わー意外!さっきから無口だからもしかして嫌いかと思った。むしろ好きだなんて。驚きぃー」

テンション高いな。。

「。。。よく言われる。矢野も好きだから。
前にケーキバイキング行ったこともあるし」


「えええ!まじでびっくり!いい情報ゲットー!滝口真斗くんは甘党!メモっときます!」

「いや。、そんなんメモんなくていいから。
ってかなんだよそれ」

「ごめーんー!だってさ、滝口くんの新しいこと知れたから嬉しいじゃん。
まぁー。今日来てくれただけで、すっごく嬉しかったんだけどー!
こうやって話せて新しいこと知れて
さらにハッピーな気分なわけです!」

めんどくさ。きっとありがたいことなのだろう。でも好意を持たれてると思うと話す気を失う。

なぜかはわからないけど、
昔っからこういうのは苦手だ。だが沈黙はさらに苦手だ。。
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