あなたの優しさが…
料理が並べられ、また彼と二人きり。


気まずい空気が流れていた。

だから私から口を開いた。

「何故、あなたと暮らすんですか?」


彼は私の目をみて
『言ったはずだ。俺はお前を一生離す気はねぇ…と。だから暮らす』

そう言われたけど…

『お前をそばに置きたいと思った』

その言葉にドキッとした。


嬉しさと驚きで固まる。

ほ…本当なんだろうか…
この人のまっすぐな瞳は
嘘を言ってないと思う。

信用していいのか…
けど、また裏切られたら…


いろんなことを考えたけど
頭がパンクしそう。


『まず、食え』

その言葉に考えるのをやめた。

っと言っても、そんなに食べられない。
元々食べないから…。


けど、残すのもダメ。
食べ物を粗末にできない。


それを彼に伝えるとビックリされた。
けど優しく微笑んでくれて

『なら持ち帰って、明日たべるか』

その言葉に私は喜んだ。
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