年下ワンコとオオカミ男~後悔しない、恋のために~
いつもの癖で枕元の時計を見ようと思った時に、ここがまったく見慣れない部屋であることにようやく気がついた。
あまり物のないシンプルな部屋、カーテンは色味を抑えたダークグレーでベッドのファブリックはアイボリー、家具は白ベース……。


はっと気付いて自分の体を見下ろす。
やだ、私、服着てない!

 
下着だけを身につけた状態で、明らかに男の部屋のベッドで寝ている。


これは、つまり。

――ヤっちゃった?

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