年下ワンコとオオカミ男~後悔しない、恋のために~
先週の花火大会のセットの予約は、鬼門の二人を含め、なんとか無事に乗り切ることができた。
本店のスタッフも、二人のこだわりの強さを知っているので、みんな頑張れ、と陰ながら応援してくれたし、少し余裕を持って時間を組んでくれた。
鈴坂さんは恐れていた大きな路線変更もなく、こんなのがいいの、と言って見せてくれたいくつかの画像の雰囲気は、沙羽さんの髪で予行練習したスタイルにどんぴしゃだった。
心の中でガッツポーズをかましつつ、気持ちの余裕も生まれて、鈴坂さんの彼氏に対するノロケ話もきちんと聞いて相槌をうってあげられた。
牧野さんは、特に希望はないからお任せする、というある意味一番ハードルの高い要望だったけど、タケさんも褒めてくれたし大丈夫、と自分に言い聞かせて、綾川さんで作ったスタイルを少し変えながらそのまま使った。
監視されてる気分になる手元への視線に耐えながら仕上げると、あまり表情を変えない牧野さんが、嬉しそうににっこり笑ってくれた。いってきます、と珍しく浮かれた様子で手を振る後ろ姿を見送って、ああ喜んでくれたみたいだと、その場にへたりこみそうになるくらい安心した。
本店のスタッフも、二人のこだわりの強さを知っているので、みんな頑張れ、と陰ながら応援してくれたし、少し余裕を持って時間を組んでくれた。
鈴坂さんは恐れていた大きな路線変更もなく、こんなのがいいの、と言って見せてくれたいくつかの画像の雰囲気は、沙羽さんの髪で予行練習したスタイルにどんぴしゃだった。
心の中でガッツポーズをかましつつ、気持ちの余裕も生まれて、鈴坂さんの彼氏に対するノロケ話もきちんと聞いて相槌をうってあげられた。
牧野さんは、特に希望はないからお任せする、というある意味一番ハードルの高い要望だったけど、タケさんも褒めてくれたし大丈夫、と自分に言い聞かせて、綾川さんで作ったスタイルを少し変えながらそのまま使った。
監視されてる気分になる手元への視線に耐えながら仕上げると、あまり表情を変えない牧野さんが、嬉しそうににっこり笑ってくれた。いってきます、と珍しく浮かれた様子で手を振る後ろ姿を見送って、ああ喜んでくれたみたいだと、その場にへたりこみそうになるくらい安心した。