すべてはあなたから教わりました。
そう考えてしまう私は最低な女だ。
そうだよ、涼を信じなきゃ。
涼は初めて好きになったのは私だって言ってくれたもん。


「行っていいよ。」
「え…」

びっくりした表情をした。

「俺のこと、心配じゃねぇの?」
何故か怒ってきた。
「心配だよ。でも、信じてるから。」

「美雪…。ありがとう。」


涼は優しく抱きしめてくれた。



そして、涼は走って行った。


辛い…。
自分ではなく、他の女のところに行くなんて…。

どうして、こんなことに…。




我慢していた涙が溢れ出した。




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