すべてはあなたから教わりました。
冷や汗が出た。
遥香を傷つけるようなことは言わないだろうか。


せっかく、優と向き合うって決めたのに、
それが崩れてしまうんじゃないか。






授業が終わって、昼休みになった。


その時、桜田が教室に入ってきた。




桜田の友達の岡田くんは、
「遅いじゃん。さぼりかよ。」
と、明るく言った。


「まぁな。」
苦笑いをして桜田は言った。


遥香と何があったのか、
それを確かめたいけど言えない。


優香ちゃん達と一緒にお弁当を食べていたけど、
桜田が気になって仕方がなかった。



そんな私に気づいた優香ちゃんは、
「本当は美雪ちゃん。桜田のこと好きなの?」
と、私だけに聞こえるように小声で聞いてきた。



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