すべてはあなたから教わりました。
私が気にすることを聞かないで。
余計なことを言わないで。



「美雪ちゃん?」





ふと聞き込んでいたから、優香ちゃんからの話を聞いていなかった。





「大丈夫?」
「あっ、うん。ちょっとボーっとしちゃって。」
優香ちゃんは心配そうに見てきた。


「保健室で寝てきなよ。倒れたら大変。」
「だっ、大丈夫だよ。」


私は大丈夫と言って、みんなを気を遣わせないように笑った。


すると、後ろからいきなりふわっと抱っこされた。



「キャッ」


「おっ、王子様…♡」



なんで桜田がー!?




「やっ、やめてよ。降ろして。」
「無理。体調悪いのに学校来たらダメでしょ。」



はい、出ました。
天使スマイル。



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