すべてはあなたから教わりました。
悲しそうな目には涙が溜まっていた。


やっぱり、このままいた方がいいんじゃないかっていう、今を後悔していた。


「俺はずっと、美雪のことが好きだったんだ。」
桜田は遥香と優を交互に見た。


「俺だって、中学の時から美雪のことが好きだったんだ。やっと付き合えたというのに。何でじゃますんだよ。」
優は怒っていた。

無言になる私はどうしたらいいのか分からなくて、言葉が出なかった。


すると、優は私の方を向いた。

「美雪はどうしたい?」

私は…

3人が私を見る。

「私は…桜田のことが好き…。」

遥香はずっと私を見ていて、
何か言いたそうな顔をしていた。


「遥香のこと、大切だから。気持ち隠してた。」

「私…」


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