すべてはあなたから教わりました。
「まだ、ショッピングとか、普通に外で遊んだりしてないだろ?」

「そういえば、そっか。会ったとしても、あのレストラン以来だもんね。」

「そうそう!」

時計を見ると、もう18時を過ぎていた。

「そろそろ帰らないと。」
カバンを持って、立ち上がると、

「あぁ…もうそんな時間か。」
涼は寂しい顔をした。

「寂しい?」
「別に…。ていうのは嘘。寂しいよ。」
「素直だね。」
「いつもだろ。おいで。」

涼は優しい顔をして、私を呼んだ。

ギュッ。


「こうしたら離れたくないのは分かってたけど、美雪のぬくもりを感じたかった。」

キュン♡


好きだよ。


その一言がちゃんと言えたらいいけど、やっぱり恥ずかしいよ。



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