ギャルがゲーマーやってちゃダメですか?

しばらくすると、和哉が髪をタオルでわしゃわしゃと拭きながらお風呂から戻ってきた。パンイチで。

何で服着てないんだよ! 確かに風呂上がりは暑いけどさ! 私なんかに今更気を遣う必要もないけどさ!

直視ができない。だがそっぽ向いているのも不自然だろう。

男友達が多く、みな私を女として見ていないため平気で服を脱ぐ。男の裸を見る機会は少なくなかった。だからこそ和哉の裸を見て動揺するわけにはいかなかった。

察されないように平然を装う努力をした。



「お、おかえりー。」

「おー。」



駄目だ、どうしても挙動不審になってしまう。



「風呂からめっちゃ音楽聞こえてたよwww」

「あ、まじ?w 爆音で流してたからなw」

「あーね、何聴いてたの?」

「V系。僕が一番好きなバンド!」



今までにV系の曲を聴いたことがなかったから確かではなかったが、やはり和哉の聴いていた曲はV系だった。
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