あなたの一番大切な人(1)
 そんなことを考えながら過去に思いを馳せると、自然にではあるが抗えない睡魔に支配されていった。

 「おやすみ、ミーチェ・・・」

 ゆっくりと眼を閉じる彼女を見届け、彼はもとの着衣に着替えて何事もなかったかのように部屋を後にした。

 そして夜が明け、新しい世界の誕生に男性は微笑んだ。
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