千年の時空を越えて






ここへ来た理由。








一つ目の目的は、山南さんの恋人、の明里さんを身請けする事。




そのためにお金をここで稼ぐ。





二つ目は明里さんに山南さんが脱走するとき一緒に行って、説得してもらう事。





この頃、私は、幹部会議にはもちろん参加させてもらえず、内容など一切聞かされなくなっていた。




でもそんな事は聞かなくても、わかってる。屯所移行問題。




考え方の違いで、山南さんが近藤さんに煙たがれる。




山南さんと近藤さんが衝突してると風の噂で聞いた。





山南さんの居場所が刻一刻と無くなってきている。





そのために、明里さんに近づいた。



雪「明里姉さん。」




明「何でしょう?」





雪「お願いがあります。」





私は、陰陽師のような力があって未来が見えると嘘をつき、山南さんが逃げると“予言”した。





雪「だから・・・。逃げた後、私が言うところとは別の所へ逃げて下さい!!それは、また、お告げがあれば、山南様に言いますから!きっと、明里姉さんの言葉なら聞いてもらえると思うのです。姉さんの事は、私が、身請けさせてもらいます!だから・・・。だからっ・・・。二人で遠くで、幸せになって下さい!!お願いします!」



明「まさか、あんさん・・・。そのためにココで働いておるんですか?」




雪「はい・・・。山南様にはいっぱい恩義があります。全部は、変えて差し上げることは出来ないですが、逃げ道のお手伝いくらいはできるかと思います!お願いします!」




そう言って部屋を出た。





先ずは、身請けしなければ始まらない。よしと、気合いを入れてその場を立ち去った。
< 280 / 481 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop