ポーカーフェイス
目の前に見える道路は早朝にも関わらず、相変わらず忙しく動いていた。
そんな道路の片隅で真離は右手をあげてタクシーを拾う。

タクシーに乗り込み真離は行き先を告げる。

真離「その先の交差点を右に曲がってずっとまっすぐ進んでください。」

そう指示をすると、タクシーの運転手が真離に飴玉を差し出す。

タクシーの運転手「綺麗なお姉ちゃん乗せたから飴玉あげるよ。」

そう言ってタクシーの運転手は真離に飴玉を差し出す。

真離「いらない。」

真離はそう冷たくあしらう。

運転手「美人は飴玉なんかたべないか!笑」

そんな風に真離に話しかける運転手を真離は連続して無視をする。
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