ポーカーフェイス
昼過ぎに1度戻るから痕跡だけは消しておいてね。

そう書かれたメモをはがして和樹はため息をつく。

和樹(はぁ…。どうしていつも真離はこうなんだ。)
玄関で和樹が立ち尽くしていると、和樹の隣で寝ていた女が目を覚まし玄関にいる和樹に話しかける。

女「どうしたの?」

和樹は振り返る。

和樹「何でもないよ。」
そう言って微笑んだ。
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