ポーカーフェイス
代表「風呂にでも入ってきたらどうだ?」

真離「…そうですね。」

真離はそう言って浴槽に向かう。

真離が、風呂へ入るのを確認すると代表は真離のバッグからケータイを取り出す。

代表「…やっぱりな。」

そう言って真離が風呂から出てくるのをじっと待つ。

シャワーを浴びながら真離は考える。
真離(きっと勘づいたに違いない。別に…何も怖くないけれど。)

そんなふうに思い、浴室から出てリビングを見つめると代表が想像通りに真離のケータイをテーブルに置き、ソファーに座っていた。
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