過去に囚われて
家に着き、ベットに寝転ぶ

「ふぁ…」
眠い

暇になったので部屋の整理をし始めた

本棚を整理してると小学校の時のアルバムが出てきた

「なつかしい」
パラパラとページをめくる
あるページで手が止まった

鎮とツーショットで写ってる私
幸せそうに笑う2人

自然と涙がこぼれた

「ま、まもる…なんでこうなっちゃったの…私が悪いけど…でもひどいよ、無視しないで」



どのページを見ても幸せそうな二人

「ぅ…ふぇえ」

気づくのはなんでこんなにも遅かったのだろう
鎮がくれた愛情を私は何も返せないまま…
「私最低…」



鎮が僕のこと好き?と言ってくれたとき
ちゃんと返事ができていればこんなことにはならなかったのかな

「まも…る」

泣きつかれて私はいつの間にか寝てしまった…
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