スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
◆荒木3姉弟inシェアハウス
荒木さんがお風呂から出てくるまでリビングの小さいソファに座りながらデジカメのパンフレットを読み、読んだだけでは決めれないのでスマホで口コミを読めば実際に使っている人の感想が分かるよね。

スマホの検索で先ずデジカメの名前を入力していたらダンッ!!という音が聞こえたので、スマホを手にしながらリビングを出て廊下に出るとお風呂場のドアが開いていて何だろうと行くと、上半身だけ何も着ていない荒木さんがうつ伏せで倒れていたので、すぐ側に行く。

「荒木さん!荒木さん!」

体を何度も揺すっても反応が無くて、どうしよう?

あ、そうだ!手にしているスマホのアドレス帳に登録されている人物に電話をかける。

『もしもし、一美です。どうしましたか?』
「夜にすいません、あの、荒木さんが、荒木さんがシェアハウスのお風呂場で倒れて、反応が無くて、その…」

私がかけたのはお姉さんである一美さんで、上手く説明が出来ない。

『今からそちらに行くので、仁の体にタオルをかけて貰えますか?』
「は、はい!」
『大丈夫です。私たちがそちらに着くまで、仁の傍にいてください』
「はい…」

通話を終えて、タオルを掛けるけど1枚で大丈夫かな?

荒木さんの傍に座って、大きな右手を両手で包む。

運転を沢山してもらって疲れも相当あった筈で、それでも平気とか言って…、ヤバい、泣きそう…、1度瞼を閉じて開くと頬に涙が流れ、拭いたいけど手を離したくないから、何度も鼻を啜った。
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