スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
「冷めないうちに食べようぜ」
三斗さんが言うと、4人で手を合わせて頂きますを言い、それぞれ食事を始め、今まで自分で作るかコンビニの食事だったので、こうした手作り料理はシェアハウスに引っ越しをして以来だから、一口食べるごとに美味しさが全身に行き渡る。
「このお食事、美味しいです」
「でしょ?今度店に出そうかと思ってるんだ」
「飲食店で働いているんですか?」
「そうだよ。都内でお店のマスターをして、自分で作っているんだ」
「料理もされて凄いですね」
「褒められると嬉しいなぁ。お兄ちゃんがいっぱいよそるね」
三斗さんがとても嬉しそうに土鍋から野菜をすくい、私のお茶碗によそってくれた。
「ありがとうございます」
「兄ちゃんももっと食えよ。普段も全然食べてないだろ」
「忙しいし、パンと水分だけで生きていける」
「あんたね、結果がこうして倒れているんだから、せめて白米は食べなさい」
「おにぎりなら」
「白米だって言ってるでしょ?」
「納豆もつけろよ」
2人に責められる荒木さんを見て、普段からこういう関係図なんだろうと思い、また新しい荒木さんを知れたな。
あ、炒り玉子がある…、ケチャップをつけようかな?味変してもいいか、聞いてみよう。
「あの、炒り玉子にケチャップをつけても良いですか?」
「宝条さんもケチャップが好きなの?」
一美さんがこちらに顔を向けて聞いてくる。
「この前、炒り玉子を焦がしちゃって。その時荒木さんが『ケチャップなら何でもカバー出来る』って一美さんから教えてもらったって言って、実際にケチャップをかけてくれたんですよ。そこから炒り玉子を作るときはかけようって」
そう私が言うと、一美さんと三斗さんは顔を見合わせるけど、どうしてだろ?と頭に?を浮かべたら、三斗さんが立ち上がってリビングのカーテンの側に行き、ガッとカーテンを開いて空を見上げる。
「雨、降ってる?」
「雨は降ってない」
「雪は?」
「ない」
「降ったらトップニュースになってる」
一美さんの問いに三斗さんが答えると、荒木さんが冷静に突っ込みを入れ、一美さんは凄くニヤニヤしながら荒木さんを見てるので、言っちゃ駄目だったパターンだったのか。
「へぇ~仁も優しいんだねぇ」
「“も”ってなんだよ」
「私には作ってくれないでしょ」
「いい年して何を言ってんだ」
「年は関係ないでしょ?いかに相手を思いやるかが大切じゃない」
「そうだよ、兄ちゃんが身内以外にそういうことをするの初めてじゃん」
「早く食べなよ」
私の右隣の席に三斗さんが座ると、三斗さんも凄く嬉しそうに荒木さんを見ていて、当の本人はお茶碗に入っている野菜を次々と食べていく。
「すいません。話さなければ良かったですね」
「宝条さんは悪くないからね。今のは仁が悪いわよ」
「俺もそう思う」
「2人、早く食べて帰って」
「ふふっ、あはは」
「久しぶりに三斗のご飯を食べたわ」
「俺も兄ちゃん達と飯を食べれたな」
「………」
3人のやり取りが面白くてまた笑ってしまい、一美さんも三斗さんもニコリと微笑みながら食べ、荒木さんはずっと黙々と食べていく食卓の雰囲気がとても温かくて良くて、シェアハウスに引っ越しをして本当に良かったと思えるのだった。
三斗さんが言うと、4人で手を合わせて頂きますを言い、それぞれ食事を始め、今まで自分で作るかコンビニの食事だったので、こうした手作り料理はシェアハウスに引っ越しをして以来だから、一口食べるごとに美味しさが全身に行き渡る。
「このお食事、美味しいです」
「でしょ?今度店に出そうかと思ってるんだ」
「飲食店で働いているんですか?」
「そうだよ。都内でお店のマスターをして、自分で作っているんだ」
「料理もされて凄いですね」
「褒められると嬉しいなぁ。お兄ちゃんがいっぱいよそるね」
三斗さんがとても嬉しそうに土鍋から野菜をすくい、私のお茶碗によそってくれた。
「ありがとうございます」
「兄ちゃんももっと食えよ。普段も全然食べてないだろ」
「忙しいし、パンと水分だけで生きていける」
「あんたね、結果がこうして倒れているんだから、せめて白米は食べなさい」
「おにぎりなら」
「白米だって言ってるでしょ?」
「納豆もつけろよ」
2人に責められる荒木さんを見て、普段からこういう関係図なんだろうと思い、また新しい荒木さんを知れたな。
あ、炒り玉子がある…、ケチャップをつけようかな?味変してもいいか、聞いてみよう。
「あの、炒り玉子にケチャップをつけても良いですか?」
「宝条さんもケチャップが好きなの?」
一美さんがこちらに顔を向けて聞いてくる。
「この前、炒り玉子を焦がしちゃって。その時荒木さんが『ケチャップなら何でもカバー出来る』って一美さんから教えてもらったって言って、実際にケチャップをかけてくれたんですよ。そこから炒り玉子を作るときはかけようって」
そう私が言うと、一美さんと三斗さんは顔を見合わせるけど、どうしてだろ?と頭に?を浮かべたら、三斗さんが立ち上がってリビングのカーテンの側に行き、ガッとカーテンを開いて空を見上げる。
「雨、降ってる?」
「雨は降ってない」
「雪は?」
「ない」
「降ったらトップニュースになってる」
一美さんの問いに三斗さんが答えると、荒木さんが冷静に突っ込みを入れ、一美さんは凄くニヤニヤしながら荒木さんを見てるので、言っちゃ駄目だったパターンだったのか。
「へぇ~仁も優しいんだねぇ」
「“も”ってなんだよ」
「私には作ってくれないでしょ」
「いい年して何を言ってんだ」
「年は関係ないでしょ?いかに相手を思いやるかが大切じゃない」
「そうだよ、兄ちゃんが身内以外にそういうことをするの初めてじゃん」
「早く食べなよ」
私の右隣の席に三斗さんが座ると、三斗さんも凄く嬉しそうに荒木さんを見ていて、当の本人はお茶碗に入っている野菜を次々と食べていく。
「すいません。話さなければ良かったですね」
「宝条さんは悪くないからね。今のは仁が悪いわよ」
「俺もそう思う」
「2人、早く食べて帰って」
「ふふっ、あはは」
「久しぶりに三斗のご飯を食べたわ」
「俺も兄ちゃん達と飯を食べれたな」
「………」
3人のやり取りが面白くてまた笑ってしまい、一美さんも三斗さんもニコリと微笑みながら食べ、荒木さんはずっと黙々と食べていく食卓の雰囲気がとても温かくて良くて、シェアハウスに引っ越しをして本当に良かったと思えるのだった。