スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
◇シェアハウスでの生活がスタート
とりあえず引っ越しの荷物をどうにかしなくちゃと思い、玄関前の段ボールの1つを持って靴を脱いで階段を上がり、自分の部屋のドアの前に立つ。
今日からここが自分の新しい部屋ー…、その向かいは荒木さんという男性が住んでいて、2人きりのシェアハウスの生活が始まるんだよな。
鍵を使って中に入り、段ボールを置いて何度も往復して運び、一つづつ開封して自分の家から持ってきた荷物を取り出して、クローゼットに閉まっていく。
家から持ってきた机の上にはお気に入りの恋愛小説や漫画等を置き、自分の家で過ごしたような雰囲気を忘れないように本を何冊か持ってきて良かったかも。
「大体は片付けを終わったかな?」
引っ越しの荷解きを終えて、ベットに座り一息つく。
このシェアハウスから四つ葉出版社に通うとなると電車通勤だし、後で最寄り駅で定期券を買わないといけないし、あ、出版社の近くってコンビニとかあるかな?
面接の時は周辺を見る意識がなかったし、うーん、コンビニばかりだと1人暮らし(実際はシェアハウスだけど)のやりくりを考えると、お弁当を作っていくのが妥当だよね?引っ越しでかなりの貯金を使っちゃたし、洋服も手持ちのもので着回ししていかなきゃ。
ドア越しに向かいのドアが開く音が聞こえ、荒木さんはどこかに行くのかな?
あ、そうだ。荒木一美さんにシェアハウスの同居人について聞いてみようかな?どうして弟さんが住んでいることを黙ってたんだろう?
ベットから立ち上がって、バックからスマホを取り出して、何かあったらと思ってアドレス帳に登録をしていた荒木不動産に連絡をした。
『お電話ありがとうございます、荒木不動産、担当荒木です』
「お忙しい中、すいません。宝条です」
数回コール音が流れたあと、電話口に出たのは荒木一美さんだったので、ちょうど良かった。
『ああ!宝条さん、お引越しは無事に終わりましたか?』
「はい、無事に終わりましたけど、荒木さんに質問いいでしょうか?」
『シェアハウスに何か不備がございましたでしょうか?』
不備と言うかー…
「えっと…、さっきシェアハウスに到着して同居人の方に会ったんですが、てっきり女性の人だと思い込んでて、まさかの弟さんだと驚いちゃって。どうして教えてくれなかったんですか?」
『その点の説明不足は申し訳ございません。宝条さんのお勤め先を伺ったとき、真っ先に弟が住むシェアハウスが浮かび、ご提案させていただきました。』
荒木一美さんはこう言うけど、私がこれから入社する四つ葉出版社と同居人の荒木さんとどう関係があるのかな?
『もし弟のことで何かございましたら遠慮なくご連絡下さい。姉としてビシッと伝えます。』
「分かりました。急に質問をして、すいません。」
『とんでもない。いつでもご連絡は大丈夫です。』
「はい、では失礼します。」
そう言って通話の終了ボタンを押し、ふぅと息をつく。
うーん、荒木一美さんはああ言うけど、お父さん達にはなんて説明すればいいのやら。 話したところで帰ってこいだと言いそうだし、かといって引っ越し費用もそれなりにしたから実家に戻るのもなぁと考えたら小腹が空いてきた。
今日からここが自分の新しい部屋ー…、その向かいは荒木さんという男性が住んでいて、2人きりのシェアハウスの生活が始まるんだよな。
鍵を使って中に入り、段ボールを置いて何度も往復して運び、一つづつ開封して自分の家から持ってきた荷物を取り出して、クローゼットに閉まっていく。
家から持ってきた机の上にはお気に入りの恋愛小説や漫画等を置き、自分の家で過ごしたような雰囲気を忘れないように本を何冊か持ってきて良かったかも。
「大体は片付けを終わったかな?」
引っ越しの荷解きを終えて、ベットに座り一息つく。
このシェアハウスから四つ葉出版社に通うとなると電車通勤だし、後で最寄り駅で定期券を買わないといけないし、あ、出版社の近くってコンビニとかあるかな?
面接の時は周辺を見る意識がなかったし、うーん、コンビニばかりだと1人暮らし(実際はシェアハウスだけど)のやりくりを考えると、お弁当を作っていくのが妥当だよね?引っ越しでかなりの貯金を使っちゃたし、洋服も手持ちのもので着回ししていかなきゃ。
ドア越しに向かいのドアが開く音が聞こえ、荒木さんはどこかに行くのかな?
あ、そうだ。荒木一美さんにシェアハウスの同居人について聞いてみようかな?どうして弟さんが住んでいることを黙ってたんだろう?
ベットから立ち上がって、バックからスマホを取り出して、何かあったらと思ってアドレス帳に登録をしていた荒木不動産に連絡をした。
『お電話ありがとうございます、荒木不動産、担当荒木です』
「お忙しい中、すいません。宝条です」
数回コール音が流れたあと、電話口に出たのは荒木一美さんだったので、ちょうど良かった。
『ああ!宝条さん、お引越しは無事に終わりましたか?』
「はい、無事に終わりましたけど、荒木さんに質問いいでしょうか?」
『シェアハウスに何か不備がございましたでしょうか?』
不備と言うかー…
「えっと…、さっきシェアハウスに到着して同居人の方に会ったんですが、てっきり女性の人だと思い込んでて、まさかの弟さんだと驚いちゃって。どうして教えてくれなかったんですか?」
『その点の説明不足は申し訳ございません。宝条さんのお勤め先を伺ったとき、真っ先に弟が住むシェアハウスが浮かび、ご提案させていただきました。』
荒木一美さんはこう言うけど、私がこれから入社する四つ葉出版社と同居人の荒木さんとどう関係があるのかな?
『もし弟のことで何かございましたら遠慮なくご連絡下さい。姉としてビシッと伝えます。』
「分かりました。急に質問をして、すいません。」
『とんでもない。いつでもご連絡は大丈夫です。』
「はい、では失礼します。」
そう言って通話の終了ボタンを押し、ふぅと息をつく。
うーん、荒木一美さんはああ言うけど、お父さん達にはなんて説明すればいいのやら。 話したところで帰ってこいだと言いそうだし、かといって引っ越し費用もそれなりにしたから実家に戻るのもなぁと考えたら小腹が空いてきた。