スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
夢の中での私は真っ白の世界にただ1人だけいて、歩いても歩いても誰も居なくて、すると足元から徐々に灰色の液体の様な物がじわじわ広がってきて、その色が段々と漆黒になってきて、怖い。
後ずさって振り向かってそこから逃げるように、まだ何も染まっていない白い方へ全速力で走る。
怖くて怖くて、夢の中なのに泣きながら走っていて、どうしよう、怖い…、荒木さん…荒木さん…と夢の中で荒木さんの姿を探すと、ふわりと体が浮かび、漆黒の液体の波から逃れる事が出来た。
あ、危なかった…、足元に流れる漆黒の波は徐々に無くなっていき、それが無くなるとまた真っ白な世界になり、ふわりと浮いていた私はそっと地面に降りたけど、余程怖かったのか足に力が入らなくて、その場にへなへなと座る。
頑張って立ちたいのにそれが出来なくて、また涙が頬を伝い、俯きながら鼻を啜っていると、誰かの足元が見え、そしてその人は私の側にしゃがみ、大きな手が私の頬に添えられ、あぁ、夢なのにこの温かい感触や指の感触は覚えがあって、なんて温かいのだろうか。
さっきまで流れていた涙は指でそっと拭われ、大きな手は頬から離れると頭にポンと置かれ、髪をくしゃくしゃし、私の前髪をかき上げるとおでこに何かが触れた感触があり、その人は大きな手で私の右手を優しく包み込んで立ち上がらせて、一緒に歩き出す。
見上げてたら顔がボヤけてはっきりしないけど、この大きな手の人、知ってる…、知ってるよ。
だってこの人は大きな手で私を安心させてくれて、時々ドキッとさせたりするけれど、2人でいると少し甘い空気感が心地よくて、抱きしめられたら心地よい心音を聴かせてくれる人…、私は顔がボヤけている人に向けて精一杯微笑むと、その人は私に顔を向ける。
「ずっと傍にいる」
夢なのにはっきり聞こえ、嬉しくて、胸がギュッとして、心が春の陽気のようにぽかぽかして、夢の最初は怖かったのに、今はそんなことは無くなったのはその人のお陰で、顔のボヤけが徐々にクリアになってきてた。
『一緒に帰ろう』
『はい』
お互いギュッと手を握って歩き出し、真っ白な世界に見えてきたのは私とその人が住むシェアハウスの建物だった。
後ずさって振り向かってそこから逃げるように、まだ何も染まっていない白い方へ全速力で走る。
怖くて怖くて、夢の中なのに泣きながら走っていて、どうしよう、怖い…、荒木さん…荒木さん…と夢の中で荒木さんの姿を探すと、ふわりと体が浮かび、漆黒の液体の波から逃れる事が出来た。
あ、危なかった…、足元に流れる漆黒の波は徐々に無くなっていき、それが無くなるとまた真っ白な世界になり、ふわりと浮いていた私はそっと地面に降りたけど、余程怖かったのか足に力が入らなくて、その場にへなへなと座る。
頑張って立ちたいのにそれが出来なくて、また涙が頬を伝い、俯きながら鼻を啜っていると、誰かの足元が見え、そしてその人は私の側にしゃがみ、大きな手が私の頬に添えられ、あぁ、夢なのにこの温かい感触や指の感触は覚えがあって、なんて温かいのだろうか。
さっきまで流れていた涙は指でそっと拭われ、大きな手は頬から離れると頭にポンと置かれ、髪をくしゃくしゃし、私の前髪をかき上げるとおでこに何かが触れた感触があり、その人は大きな手で私の右手を優しく包み込んで立ち上がらせて、一緒に歩き出す。
見上げてたら顔がボヤけてはっきりしないけど、この大きな手の人、知ってる…、知ってるよ。
だってこの人は大きな手で私を安心させてくれて、時々ドキッとさせたりするけれど、2人でいると少し甘い空気感が心地よくて、抱きしめられたら心地よい心音を聴かせてくれる人…、私は顔がボヤけている人に向けて精一杯微笑むと、その人は私に顔を向ける。
「ずっと傍にいる」
夢なのにはっきり聞こえ、嬉しくて、胸がギュッとして、心が春の陽気のようにぽかぽかして、夢の最初は怖かったのに、今はそんなことは無くなったのはその人のお陰で、顔のボヤけが徐々にクリアになってきてた。
『一緒に帰ろう』
『はい』
お互いギュッと手を握って歩き出し、真っ白な世界に見えてきたのは私とその人が住むシェアハウスの建物だった。