スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
いつものようにテレビ放送を見ながらノートに書いてると、宝条さんが起きて怖い夢にうなされて泣いたのに宿題をやろうとするから、そんなんじゃまともな言葉なんて書けないし、どうしたものかと悩み、溜め息を吐く。
俺は掛け布団が邪魔で退かして隣に座り、先ずは宝条さんの気持ちを落ち着かせるため、宝条さんに今、どうしたいか聞いた。
「“充電”、したいです」
「おいで」
両腕を広げたら、涙目の宝条さんが俺に抱きつき、顔を俺の胸元に埋めたので、そっと抱きしめて、背中を優しく叩く。
スポーツ部のメンバーや誰かの話を聞くのは多いけど、甘えられたことは初めてで、むず痒いけど嫌じゃない。
寧ろ嬉しいし、そう思うのはその相手が宝条さんだからで、さっき気持ちに蓋をしたばかりなのにその容量を超えてきそうだ。
何とか自分の気持ちを落ち着かそうと、宝条さんの背中を叩く手のリズムを自分にも向けるように一定の間隔で叩く。
暫くして宝条さんが顔を上げたので、抱きしめた腕の力を弱くして自分の両手を宝条さんの肩にそれぞれ置き、おでこをコツンと合わした。
「“充電”、出来た?」
「出来ました」
「それならいい」
「あの…」
「ん?」
「また“充電”をしたくなったら、しても良いですか?」
「良いよ。いつでも」
「ありがとうございます」
お互いクスッと笑い、おでこを離すと宝条さんの表情を見れば顔色も良くなっているし大丈夫か。
肩に置いた手を離して体の距離を開けて、俺はローテーブルの上に置いてある一眼カメラに手を伸ばして取り、電源を入れて矢印ボタンを押して液晶画面の保存した写真を表示させる。
「今日、撮った写真を見てみる?」
「見たいです!」
目をキラキラさせて俺の一眼カメラをみてくるのでフッと笑い、俺は宝条さんに一眼カメラを差し出して、受け取った宝条さんは1枚1枚じっくり見たり、感嘆する声を出し、俺はシルバーのデジカメを手に取って、こっちで撮影した写真を見返す。
「……」
「……」
特に何も言わなくてもこの甘い空気感が心地よくて、絶対に亮二に邪魔されたくない。
「シルバーのデジカメの写真を見ても良いですか?」
「良いよ」
カメラを交換して一眼カメラの写真を見返すと、最後の石井選手とゴールキーパーの練習風景は良いな。秋山も『この最後のゴールを決めた写真と、2人が讃え合っている写真は現像して四つ葉に飾ります!』と興奮気味に話していたし。
宝条さんはシルバーのデジカメを手で回しながら色んな角度から見ていて、立ってファインダーを覗いてたり、大きなソファに座りながらファインダーを覗いてたりしている。
「何か気になる?」
「このデジカメの大きさ、私が持ってもしっくりきてて」
宝条さんはファインダーから顔を離して両手でシルバーのデジカメを持っていて、自分のカメラの方向性がみえてきた様だ。
「私、自分のカメラを選ぶなら、荒木さんのこのデジカメと同じ大きさにします」
涙目だった瞳は、今は生き生きとしていてホッとする。
「良いと思う。次は画像をどう扱うかだ」
「はい。えっと、この写真の撮り方ですけどー…」
「これはレンズの数値をー…」
この日は初めて宝条さんに甘えられ、深夜1時までリビングでカメラの話を続けた。
俺は掛け布団が邪魔で退かして隣に座り、先ずは宝条さんの気持ちを落ち着かせるため、宝条さんに今、どうしたいか聞いた。
「“充電”、したいです」
「おいで」
両腕を広げたら、涙目の宝条さんが俺に抱きつき、顔を俺の胸元に埋めたので、そっと抱きしめて、背中を優しく叩く。
スポーツ部のメンバーや誰かの話を聞くのは多いけど、甘えられたことは初めてで、むず痒いけど嫌じゃない。
寧ろ嬉しいし、そう思うのはその相手が宝条さんだからで、さっき気持ちに蓋をしたばかりなのにその容量を超えてきそうだ。
何とか自分の気持ちを落ち着かそうと、宝条さんの背中を叩く手のリズムを自分にも向けるように一定の間隔で叩く。
暫くして宝条さんが顔を上げたので、抱きしめた腕の力を弱くして自分の両手を宝条さんの肩にそれぞれ置き、おでこをコツンと合わした。
「“充電”、出来た?」
「出来ました」
「それならいい」
「あの…」
「ん?」
「また“充電”をしたくなったら、しても良いですか?」
「良いよ。いつでも」
「ありがとうございます」
お互いクスッと笑い、おでこを離すと宝条さんの表情を見れば顔色も良くなっているし大丈夫か。
肩に置いた手を離して体の距離を開けて、俺はローテーブルの上に置いてある一眼カメラに手を伸ばして取り、電源を入れて矢印ボタンを押して液晶画面の保存した写真を表示させる。
「今日、撮った写真を見てみる?」
「見たいです!」
目をキラキラさせて俺の一眼カメラをみてくるのでフッと笑い、俺は宝条さんに一眼カメラを差し出して、受け取った宝条さんは1枚1枚じっくり見たり、感嘆する声を出し、俺はシルバーのデジカメを手に取って、こっちで撮影した写真を見返す。
「……」
「……」
特に何も言わなくてもこの甘い空気感が心地よくて、絶対に亮二に邪魔されたくない。
「シルバーのデジカメの写真を見ても良いですか?」
「良いよ」
カメラを交換して一眼カメラの写真を見返すと、最後の石井選手とゴールキーパーの練習風景は良いな。秋山も『この最後のゴールを決めた写真と、2人が讃え合っている写真は現像して四つ葉に飾ります!』と興奮気味に話していたし。
宝条さんはシルバーのデジカメを手で回しながら色んな角度から見ていて、立ってファインダーを覗いてたり、大きなソファに座りながらファインダーを覗いてたりしている。
「何か気になる?」
「このデジカメの大きさ、私が持ってもしっくりきてて」
宝条さんはファインダーから顔を離して両手でシルバーのデジカメを持っていて、自分のカメラの方向性がみえてきた様だ。
「私、自分のカメラを選ぶなら、荒木さんのこのデジカメと同じ大きさにします」
涙目だった瞳は、今は生き生きとしていてホッとする。
「良いと思う。次は画像をどう扱うかだ」
「はい。えっと、この写真の撮り方ですけどー…」
「これはレンズの数値をー…」
この日は初めて宝条さんに甘えられ、深夜1時までリビングでカメラの話を続けた。