スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
シェアハウスに帰宅後、荒木さんの帰りを待つけど、先にお風呂に入るかご飯を食べて待つ?を小さいソファに座ってクッションをギュッと抱きしめながら考える。

『ご褒美にキスする』って言ってたけど、ここで待っていたらそれを期待してると思われるかな?

シェアハウスの玄関が開く音が聞こえて、荒木さんが帰ってきたと分かり、えっと、どうしよう、やっぱ待っていたのが期待していると思われるのが恥ずかしいから、急いで2階に行ってお風呂の準備をしようと、立ち上がってリビングを出る。

「ただいま」
「おかえりなさい!お風呂を先に入りたいので2階に行きますね!」

口も足も早くなって、急いで階段を駆け上がって2階の自分の部屋に行き、着替えとスキンケアセットを持って1階に戻り、お風呂場のドアに使用中のプレートをかけて、お風呂の準備をする。

お湯がはられた湯船に浸かり、鼻の穴ギリギリ迄に沈んで、ちょっと荒木さんをさけるようにしちゃったなと自己反省し、ぶくぶくと泡を出した。

のぼせないようにして湯船から出て脱衣所でルームウェアに着替え、ドライヤーで髪の毛を乾かしてリビングに行くと荒木さんはローテーブルでご飯を食べていたので、私もキッチンに行き、夕食を作り始める。

小さいお鍋で味噌を溶かして野菜を煮込み、冷凍ご飯を入れて雑炊を作ってると、後ろから両腕がぬっと出てきて私を抱きしめた。

「ただいま」
「お、おかえりなさい」

すると抱きしめた両腕が解かれ、私の両肩に手が置かれたと思ったらクルッと向きを変えられ、荒木さんと向き合うようになって、そ〜っと見上げると、あれ?怒ってる?

前髪で表情は分からないけど、何となく雰囲気が…。

「お風呂、入ってくる」-
「はい」

荒木さんは私の両肩に置いていた手をパッと話して食器を洗い、拭いてから食器棚に戻し、リビングを出ていき、何だかぎくしゃくした感じになっちゃったな。
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