スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
side荒木仁
「宿題の2つ目をチェックしたから確認して」
「はい…」
出された宿題の2つ目をチェックして、容赦なく赤ペンを入れた紙束を受け取った宝条さんはとぼとぼと自分の席に戻る。
大分漢字の間違いは減ったけど、まだ語彙力が伸びてなくて、言葉の数が増えるといいな。
秋山の原稿を読み、前髪の隙間からちらっと宝条さんを見ると、頑張って宿題の直しをしている。
最近も製作の仕事の後に宿題や俺の取材に同行する為に自主学習の時間を取ってるし、頑張る姿勢に何かしたいなと思ったから、いつものように黒のボールペンでメッセージを書いた。
もう一度宝条さんを見ると、顔が赤くなって分かりやすくて可愛いなと口元が笑い、秋山の原稿に視線を落として、赤ペンを沢山走らせる。
スポーツ部の皆が会議室を出たのを見届け、俺も帰り支度をして会議室のドアを閉めて1階の総務課の課長に鍵を返却し、四つ葉を出て藍山駅から電車で移動し、シェアハウスの最寄り駅から近いスーパーで夕食の食材を買って帰宅し、玄関のドアを開けたら、宝条さんはおかえりの挨拶と足早に階段を駆け上がっていった。
その時、宝条さんの顔が少し赤いのに気づいて、少し笑ってしまい、リビングに行って大きいソファにバックを置いてキッチンで夕食の焼きそばを作る。
食後はお風呂でその後はいつものテレビ放送迄は明日の鷲尾さんの取材の準備と、話しを聞く題材を確認するだろ?と頭の中でリストを確認して麺を啜っていると、お風呂上がりの宝条さんがリビングに入ってきてキッチンに向かい、夕食を作り始めた。
なんか、避けられてる。
あのメッセージの言葉は正直な気持ちなんだけど、正直過ぎたかと思いながら焼きそばを完食して、食器を手に取って立ち上がり、雑炊に集中して鍋を見ている宝条さんは俺に気づいてない。
静かにシンクに食器を置いて、宝条さんの後ろから両腕を伸ばして後ろから抱きしめた。
「ただいま」
「お、おかえりなさい」
動揺し過ぎだし、こんなんじゃまともにご褒美が出来ないから少しモヤっとするけど、ここで不貞腐れても仕方ないし、今はお風呂に入って気持ちをリセットさせよう。
「お風呂、入ってくる」-
「はい」
食器を洗って食器棚にしまい、リビングを出てお風呂で歯を磨き、改めて2階の自分の部屋に行く。
熱帯魚達は俺が与えた餌に群がり、食べ終わった後はいつも通りに体を寄せ合って泳いでた。
「仲が良くていいな」
熱帯魚達を羨ましがってもしょうがないと深く溜め息を吐いて、着替えとタオルを持ってお風呂場に戻った。
「宿題の2つ目をチェックしたから確認して」
「はい…」
出された宿題の2つ目をチェックして、容赦なく赤ペンを入れた紙束を受け取った宝条さんはとぼとぼと自分の席に戻る。
大分漢字の間違いは減ったけど、まだ語彙力が伸びてなくて、言葉の数が増えるといいな。
秋山の原稿を読み、前髪の隙間からちらっと宝条さんを見ると、頑張って宿題の直しをしている。
最近も製作の仕事の後に宿題や俺の取材に同行する為に自主学習の時間を取ってるし、頑張る姿勢に何かしたいなと思ったから、いつものように黒のボールペンでメッセージを書いた。
もう一度宝条さんを見ると、顔が赤くなって分かりやすくて可愛いなと口元が笑い、秋山の原稿に視線を落として、赤ペンを沢山走らせる。
スポーツ部の皆が会議室を出たのを見届け、俺も帰り支度をして会議室のドアを閉めて1階の総務課の課長に鍵を返却し、四つ葉を出て藍山駅から電車で移動し、シェアハウスの最寄り駅から近いスーパーで夕食の食材を買って帰宅し、玄関のドアを開けたら、宝条さんはおかえりの挨拶と足早に階段を駆け上がっていった。
その時、宝条さんの顔が少し赤いのに気づいて、少し笑ってしまい、リビングに行って大きいソファにバックを置いてキッチンで夕食の焼きそばを作る。
食後はお風呂でその後はいつものテレビ放送迄は明日の鷲尾さんの取材の準備と、話しを聞く題材を確認するだろ?と頭の中でリストを確認して麺を啜っていると、お風呂上がりの宝条さんがリビングに入ってきてキッチンに向かい、夕食を作り始めた。
なんか、避けられてる。
あのメッセージの言葉は正直な気持ちなんだけど、正直過ぎたかと思いながら焼きそばを完食して、食器を手に取って立ち上がり、雑炊に集中して鍋を見ている宝条さんは俺に気づいてない。
静かにシンクに食器を置いて、宝条さんの後ろから両腕を伸ばして後ろから抱きしめた。
「ただいま」
「お、おかえりなさい」
動揺し過ぎだし、こんなんじゃまともにご褒美が出来ないから少しモヤっとするけど、ここで不貞腐れても仕方ないし、今はお風呂に入って気持ちをリセットさせよう。
「お風呂、入ってくる」-
「はい」
食器を洗って食器棚にしまい、リビングを出てお風呂で歯を磨き、改めて2階の自分の部屋に行く。
熱帯魚達は俺が与えた餌に群がり、食べ終わった後はいつも通りに体を寄せ合って泳いでた。
「仲が良くていいな」
熱帯魚達を羨ましがってもしょうがないと深く溜め息を吐いて、着替えとタオルを持ってお風呂場に戻った。