スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
◆取材見学の後
「ありがとうございました」
3人で鷲尾さんと球団の社長にお礼と挨拶をして、私達は部屋を出て行き廊下を歩く。
あのインタビューの時間がたったの1時間だけしか無かったのが不思議なくらい濃厚で、自分のノートには荒木さんと鷲尾さんの話でびっちりと埋まったし、写真も三輪さんがきちんと撮っていたし、本当にあの空間にいれて幸せだった。
まだふわふわとした感じで歩いていると、階段に差し掛かる。
「俺はまだ撮りたい写真があるから、先に行けよ」
「分かった。撮影をしてくれてありがと」
「おう、後でな」
三輪さんは階段を降り、私は荒木さんが階段を上に上がっていくので付いていく。
「ちょっと早いけどお昼」
「分かりました。こうした場所でご飯を食べるのって初めてで、どんな料理があるんですか?」
「和洋中だけど、ここは炒飯とオムライスが人気」
「楽しみです」
期待しながら歩き、食堂に来ると、時間帯が早いのか利用者は少なく、荒木さんは手慣れた様子で受付の人に声をかけて代金を払い、お盆を受け取り進む。
受付の女性は荒木さんにお盆を渡す時、顔が真っ赤になっていて、もしかして荒木さんって取材先でも人気なのかな?四つ葉でも女性社員の皆さんに凄く人気なのは伝わったし、あれ?胸がチクンと痛んだ。
「早く選ばないと混むよ」
「は、はい」
私も受付の人にオムライスのメニューを頼み、代金を支払ってお盆を受け取り、提供するスペースまで歩くけど、厨房の人は忙しそうにお鍋を使っていたり、お皿を用意をしている。
荒木さんのお盆にはお刺身の魚定食、私には真っ黄色なオムライスにケチャップが添えられて、いい香りがしてきて、早く食べたいな。
荒木さんと2人で外を眺められるカウンターの様な場所の席に並びあって、私は荒木さんの左に座った。
「頂きます」
一匙掬ってオムライスを食べると、熱々で玉子はとろっとしていて味が全身に行き渡り、また一匙掬って食べてうんうんと何度も頷く。
「美味しい?」
「美味しいです!普段自分で作るのが多いので、こうして作っていただいた食事って凄く美味しいです!」
また一匙掬って食べて、味を噛み締める。
「俺は宝条さんが作るフレンチトーストが1番美味しいと思うけど」
「え…」
荒木さんは赤身のお刺身をパクっと食べて、何回か口を動かしてゴクリと食べ、ご飯を黙々と口に運ぶと、私の方に顔を向ける。
「どうしmー…」
荒木さんは左手で持っているお茶碗をお盆に置き、左手を伸ばしてそっと私の唇を左手の親指で素早く拭って、ケチャップが着いた親指を自分の口でちゅうっと吸い、またお茶碗を持って静かにご飯を食べ始めた。
「ここ、外です……」
「皆、ご飯で気づいてない」
だからって、もぉ〜と火照った顔が目の前のガラスに映るのを隠そうと俯きながらオムライスを食べ、隣に座る荒木さんは定食のお味噌汁を飲んでいた。
3人で鷲尾さんと球団の社長にお礼と挨拶をして、私達は部屋を出て行き廊下を歩く。
あのインタビューの時間がたったの1時間だけしか無かったのが不思議なくらい濃厚で、自分のノートには荒木さんと鷲尾さんの話でびっちりと埋まったし、写真も三輪さんがきちんと撮っていたし、本当にあの空間にいれて幸せだった。
まだふわふわとした感じで歩いていると、階段に差し掛かる。
「俺はまだ撮りたい写真があるから、先に行けよ」
「分かった。撮影をしてくれてありがと」
「おう、後でな」
三輪さんは階段を降り、私は荒木さんが階段を上に上がっていくので付いていく。
「ちょっと早いけどお昼」
「分かりました。こうした場所でご飯を食べるのって初めてで、どんな料理があるんですか?」
「和洋中だけど、ここは炒飯とオムライスが人気」
「楽しみです」
期待しながら歩き、食堂に来ると、時間帯が早いのか利用者は少なく、荒木さんは手慣れた様子で受付の人に声をかけて代金を払い、お盆を受け取り進む。
受付の女性は荒木さんにお盆を渡す時、顔が真っ赤になっていて、もしかして荒木さんって取材先でも人気なのかな?四つ葉でも女性社員の皆さんに凄く人気なのは伝わったし、あれ?胸がチクンと痛んだ。
「早く選ばないと混むよ」
「は、はい」
私も受付の人にオムライスのメニューを頼み、代金を支払ってお盆を受け取り、提供するスペースまで歩くけど、厨房の人は忙しそうにお鍋を使っていたり、お皿を用意をしている。
荒木さんのお盆にはお刺身の魚定食、私には真っ黄色なオムライスにケチャップが添えられて、いい香りがしてきて、早く食べたいな。
荒木さんと2人で外を眺められるカウンターの様な場所の席に並びあって、私は荒木さんの左に座った。
「頂きます」
一匙掬ってオムライスを食べると、熱々で玉子はとろっとしていて味が全身に行き渡り、また一匙掬って食べてうんうんと何度も頷く。
「美味しい?」
「美味しいです!普段自分で作るのが多いので、こうして作っていただいた食事って凄く美味しいです!」
また一匙掬って食べて、味を噛み締める。
「俺は宝条さんが作るフレンチトーストが1番美味しいと思うけど」
「え…」
荒木さんは赤身のお刺身をパクっと食べて、何回か口を動かしてゴクリと食べ、ご飯を黙々と口に運ぶと、私の方に顔を向ける。
「どうしmー…」
荒木さんは左手で持っているお茶碗をお盆に置き、左手を伸ばしてそっと私の唇を左手の親指で素早く拭って、ケチャップが着いた親指を自分の口でちゅうっと吸い、またお茶碗を持って静かにご飯を食べ始めた。
「ここ、外です……」
「皆、ご飯で気づいてない」
だからって、もぉ〜と火照った顔が目の前のガラスに映るのを隠そうと俯きながらオムライスを食べ、隣に座る荒木さんは定食のお味噌汁を飲んでいた。