スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
side荒木仁
「お休みなさい」
「ああ、お休み。また四つ葉で」
2階のそれぞれの部屋のドア前でお休みの挨拶を交わし、部屋の中に入って俺は熱帯魚の水槽の側に行って、小さい餌箱の蓋を開けて餌やりをする。
餌を食べて優雅に泳ぐ熱帯魚を見ながら、今日のことを振り返った。
鷲尾さんの取材する時間迄は選手の取材や見学エリアで練習を眺め、今日はスパイクの話を聞かせてもらうからどんな話だろうかわくわくする。
ふと騒がしい声が聞こえたので顔を通路に向けたら、宝条さんが亮二とぎゃあぎゃあ言い合いながら歩いていて、いつの間にああ言う雰囲気で話すようになったんだろうか、俺と一緒の時はああ言う表情を見せないのにと、心がざわついてしまった。
これから取材だからいちいち気にしないようにしなきゃなと思うが、やっぱ亮二が宝条さんに絡むのはムカつく。
鷲尾さんの取材は今回で一旦は終わるけど、シーズン終了まで聞けるのが嬉しいし、年明け1月号に向けて6月号も鷲尾さんの魅力を届けたい。
「ー…以上が球団と選手に伝えたい言葉です」
鷲尾さんが球団や選手に向けて心を込めた言葉をしっかりと届けることを約束し、取材を終えて部屋を出て、俺と亮二は撮影で宝条さんは見学エリアで待機してもらうことにした。
撮影エリアに行き、バックから一眼カメラを取り出して、レンズの目盛りを挑戦してファインダーを覗くけど、もう少し寄った距離にしてみるか?レンズの曇りが気になるし、一旦レンズを取り外して布巾で拭く。
「次に会うのは7月か」
「いや、シンクロの撮影で6月下旬」
「シンクロか。また飛び込み台からのアングルが必要?」
「出来るなら」
亮二がシンクロの撮影に渋い顔をするのは無理もない、高坂さんが季刊の撮影に同行した時に『飛び込み台からのアングルって撮れないんだ』って亮二に挑発ぽく言って、高い飛び込み台から身を乗り出して撮っていたからだ。
あの後はキレ気味の亮二の機嫌が直るまでずっと話を聞いてたけど、今回もどうしても飛び込み台からの写真は欲しい。
「あのアングルは亮二にお願いしたいし、秋山には水中撮影をお願いする事を打診する」
「秋山ねぇ。パーツの多さは凄いな」
「『どのスポーツを撮れるように、専用パーツは色々用意してる』って」
「へぇ、俺も探してるパーツがあるから、会った時に聞く」
亮二が漆黒の一眼カメラのファインダーを覗いて写真を撮り、俺も数枚連写で撮る。
次はあの選手を撮り、次はー…と続々とボタンを押していって、宝条さんは見学エリアでどうしてるかと気になり、一眼カメラの望遠ボタンを押して見学エリアに向けてファインダーを覗いた。
ノートを手に持って何処かの選手の練習をメモしたり、自分で何かを掴もうとしてるんだなと思ったら、バックから本を出して下唇をギュッと噛む表情に気づく。
ファインダーから顔を離して、あの本は何だろうか、いきなり聞いてもあの表情だからな、先ずは仕事中だからスポーツに触れさせたいし、一旦一眼カメラをバックに置いて、シルバーのデジカメを手にして宝条さんの所に行った。
「お休みなさい」
「ああ、お休み。また四つ葉で」
2階のそれぞれの部屋のドア前でお休みの挨拶を交わし、部屋の中に入って俺は熱帯魚の水槽の側に行って、小さい餌箱の蓋を開けて餌やりをする。
餌を食べて優雅に泳ぐ熱帯魚を見ながら、今日のことを振り返った。
鷲尾さんの取材する時間迄は選手の取材や見学エリアで練習を眺め、今日はスパイクの話を聞かせてもらうからどんな話だろうかわくわくする。
ふと騒がしい声が聞こえたので顔を通路に向けたら、宝条さんが亮二とぎゃあぎゃあ言い合いながら歩いていて、いつの間にああ言う雰囲気で話すようになったんだろうか、俺と一緒の時はああ言う表情を見せないのにと、心がざわついてしまった。
これから取材だからいちいち気にしないようにしなきゃなと思うが、やっぱ亮二が宝条さんに絡むのはムカつく。
鷲尾さんの取材は今回で一旦は終わるけど、シーズン終了まで聞けるのが嬉しいし、年明け1月号に向けて6月号も鷲尾さんの魅力を届けたい。
「ー…以上が球団と選手に伝えたい言葉です」
鷲尾さんが球団や選手に向けて心を込めた言葉をしっかりと届けることを約束し、取材を終えて部屋を出て、俺と亮二は撮影で宝条さんは見学エリアで待機してもらうことにした。
撮影エリアに行き、バックから一眼カメラを取り出して、レンズの目盛りを挑戦してファインダーを覗くけど、もう少し寄った距離にしてみるか?レンズの曇りが気になるし、一旦レンズを取り外して布巾で拭く。
「次に会うのは7月か」
「いや、シンクロの撮影で6月下旬」
「シンクロか。また飛び込み台からのアングルが必要?」
「出来るなら」
亮二がシンクロの撮影に渋い顔をするのは無理もない、高坂さんが季刊の撮影に同行した時に『飛び込み台からのアングルって撮れないんだ』って亮二に挑発ぽく言って、高い飛び込み台から身を乗り出して撮っていたからだ。
あの後はキレ気味の亮二の機嫌が直るまでずっと話を聞いてたけど、今回もどうしても飛び込み台からの写真は欲しい。
「あのアングルは亮二にお願いしたいし、秋山には水中撮影をお願いする事を打診する」
「秋山ねぇ。パーツの多さは凄いな」
「『どのスポーツを撮れるように、専用パーツは色々用意してる』って」
「へぇ、俺も探してるパーツがあるから、会った時に聞く」
亮二が漆黒の一眼カメラのファインダーを覗いて写真を撮り、俺も数枚連写で撮る。
次はあの選手を撮り、次はー…と続々とボタンを押していって、宝条さんは見学エリアでどうしてるかと気になり、一眼カメラの望遠ボタンを押して見学エリアに向けてファインダーを覗いた。
ノートを手に持って何処かの選手の練習をメモしたり、自分で何かを掴もうとしてるんだなと思ったら、バックから本を出して下唇をギュッと噛む表情に気づく。
ファインダーから顔を離して、あの本は何だろうか、いきなり聞いてもあの表情だからな、先ずは仕事中だからスポーツに触れさせたいし、一旦一眼カメラをバックに置いて、シルバーのデジカメを手にして宝条さんの所に行った。