スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
何度も鼻を啜り、大きな雫が頬に沢山流れ、呼吸を整えようと深呼吸を繰り返し、白シャツの袖で目元を拭く。
「もう大丈夫」
「オッケ〜、もう昼だし【もりや】で昼メシにしようよ」
「高坂さんが奢ってくれるなら」
「良いよ。こういう時は美味しいご飯を食べて、次を考えようぜ」
ニコッと微笑む高坂さんに俺もフッと笑い、2人で【もりや】に行き、カウンター席に座って、お互い魚定食を選ぶ。
「しっかし佐藤も大胆に破いたんだな」
「無表情で破くし、後でファッション部のケアをしないと」
「その辺は水瀬に任せれば良いよ。水瀬だって随分長く上にいるし、ケアのやり方は慣れてるし。問題はスポーツ部だろ」
「ああ」
お互い水を飲んで、グラスを置く。
「今は田所と高橋が今日の分をフォローしてるけど、高橋はまだBを纏めるには厳しいね。やっぱ佐藤がいないと」
俺は黒パンツのポケットから佐藤が差し出した【退職願】を高坂さんに見せる。
「わぉ、愛の手紙なら嬉しいけどな」
「これは俺が預かるし、次の原稿を考えるから、さっきの会議室で言ったように3日は待って」
「仁がしたいなら良いよ。最終的な責任は俺が青木印刷所に言うし、先ずは雑誌に載る事を優先だろ」
「ああ。任せて」
「うん、良い顔になった」
会議室ではお互いピリッとした空気になったり、さっきは四つ葉の前で俺が泣いたりしたことを慰めたり、高坂さんがいてくれて良かった。
「へい!お待ち!活きのいい白身が入ったので、お造りです」
「わぁ、綺麗な色ですね」
高坂さんは目をキラキラさせて刺身を頬張り、俺も1枚1枚ゆっくりと食べ、食事が終わり、温かいお茶と小皿に乗った今川焼が出された。
「余計なお節介ですが、昔から落ち込む時は甘い物って親父から教わってて、この今川焼をくれるんです」
【もりや】の店員がニコッと微笑む。
「ありがたく、頂きます」
俺は礼を良い、一口含むと甘味が全身に広がって行き、心も落ち着くな。高坂さんもにこにこしながら食べている。
田所と高橋が取材班を纏め、製作は中畑が必死に纏めてくれてるけど、内心は穏やかじゃない筈だし、上に立つ俺がしっかりしないと。
「すいません、この今川焼は何処で買えますか?」
「お店を出て右手に20分進むとありますよ。俺もおすすめします」
俺の質問に店員さんは親切にお店の場所を教えてくれた。
「買いに行こうか」
「行く」
高坂さんがお会計をし、2人で教えてもらったお店で今川焼をスポーツ部の人数分を俺が支払い、それぞれ箱を持って四つ葉に向けて歩く。
「良い香りがするねぇ」
「高坂さんが編集長の時も差し入れをくれたの覚えている」
「あったな。青木印刷所に出すまで全員が徹夜で編集部に居て、翌朝俺が早朝からやってる店を探しておにぎりを大量に買ってきたよね」
「あの時の塩おむすびの味は、今でも記憶にある」
「嬉しい事を言ってくれるじゃん」
「本当だし、今も高坂さんがいてくれて良かったし、これからも俺が暴走しそうになったら止めて」
「勿論。熱々な内に、皆で食べよう」
ニコッと微笑む高坂さんに続いて四つ葉のビルに入り、2人で階段を上がって3階の会議室のドアを開けた。
「もう大丈夫」
「オッケ〜、もう昼だし【もりや】で昼メシにしようよ」
「高坂さんが奢ってくれるなら」
「良いよ。こういう時は美味しいご飯を食べて、次を考えようぜ」
ニコッと微笑む高坂さんに俺もフッと笑い、2人で【もりや】に行き、カウンター席に座って、お互い魚定食を選ぶ。
「しっかし佐藤も大胆に破いたんだな」
「無表情で破くし、後でファッション部のケアをしないと」
「その辺は水瀬に任せれば良いよ。水瀬だって随分長く上にいるし、ケアのやり方は慣れてるし。問題はスポーツ部だろ」
「ああ」
お互い水を飲んで、グラスを置く。
「今は田所と高橋が今日の分をフォローしてるけど、高橋はまだBを纏めるには厳しいね。やっぱ佐藤がいないと」
俺は黒パンツのポケットから佐藤が差し出した【退職願】を高坂さんに見せる。
「わぉ、愛の手紙なら嬉しいけどな」
「これは俺が預かるし、次の原稿を考えるから、さっきの会議室で言ったように3日は待って」
「仁がしたいなら良いよ。最終的な責任は俺が青木印刷所に言うし、先ずは雑誌に載る事を優先だろ」
「ああ。任せて」
「うん、良い顔になった」
会議室ではお互いピリッとした空気になったり、さっきは四つ葉の前で俺が泣いたりしたことを慰めたり、高坂さんがいてくれて良かった。
「へい!お待ち!活きのいい白身が入ったので、お造りです」
「わぁ、綺麗な色ですね」
高坂さんは目をキラキラさせて刺身を頬張り、俺も1枚1枚ゆっくりと食べ、食事が終わり、温かいお茶と小皿に乗った今川焼が出された。
「余計なお節介ですが、昔から落ち込む時は甘い物って親父から教わってて、この今川焼をくれるんです」
【もりや】の店員がニコッと微笑む。
「ありがたく、頂きます」
俺は礼を良い、一口含むと甘味が全身に広がって行き、心も落ち着くな。高坂さんもにこにこしながら食べている。
田所と高橋が取材班を纏め、製作は中畑が必死に纏めてくれてるけど、内心は穏やかじゃない筈だし、上に立つ俺がしっかりしないと。
「すいません、この今川焼は何処で買えますか?」
「お店を出て右手に20分進むとありますよ。俺もおすすめします」
俺の質問に店員さんは親切にお店の場所を教えてくれた。
「買いに行こうか」
「行く」
高坂さんがお会計をし、2人で教えてもらったお店で今川焼をスポーツ部の人数分を俺が支払い、それぞれ箱を持って四つ葉に向けて歩く。
「良い香りがするねぇ」
「高坂さんが編集長の時も差し入れをくれたの覚えている」
「あったな。青木印刷所に出すまで全員が徹夜で編集部に居て、翌朝俺が早朝からやってる店を探しておにぎりを大量に買ってきたよね」
「あの時の塩おむすびの味は、今でも記憶にある」
「嬉しい事を言ってくれるじゃん」
「本当だし、今も高坂さんがいてくれて良かったし、これからも俺が暴走しそうになったら止めて」
「勿論。熱々な内に、皆で食べよう」
ニコッと微笑む高坂さんに続いて四つ葉のビルに入り、2人で階段を上がって3階の会議室のドアを開けた。