スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
「高坂専務がスポーツ部を離れて荒木編集長になりましたが、もっと四つ葉にいるように言って下さいよ。全然会えないんで、うちら経理課も伝票について確認に時間がかかるんです」
「あいつの“ツチノコ”っぷりは入社当時から変わんないな」
さっきファッション部の人も、荒木さんが四つ葉に来るのは少ないって言っていたっけ。
「荒木編集長って普段どんな生活をしてるんだろうな」
「高坂専務は荒木編集長と飲みに行くんですか?その時、彼女の話とかするんですか?」
「どうだろうねぇ。あいつに彼女がいたら、女性社員のみんなが次の日一斉に休むんじゃない?」
高坂専務の周りにいる社員達が次々と荒木さんのことを話題にあげていくのを見て、実は一緒に住んでます、人参が苦手なんですって言えない、荒木さんが“内緒”って言ってたから気をつけなきゃ。
「宝条さんは憧れの人と会えて良かったね」
「まだ会えてないですよ?」
「いーや、会えてるよ」
高坂専務はそう言うけど、仁さんに会えてないのは本当で。
「じゃあ、こうしてみる?」
高坂専務がスーツの内ポケットからスマホを取り出して、私の肩を引き寄せたと同時にスマホを上に掲げて画面をこちらに向けて写真を撮る音がした。
「送信っと」
「待ってください、何処に送信したんですか?」
「宝条さんの憧れの人だよ~」
「ななな、何でそういうことをするんですか?!消して下さい!!」
高坂専務はスマホを操作してスーツの内ポケットにしまうんだけど、まだ仁さんに会えてないのに、どうしてそういうことをするのか、とにかく画像を消してもらわなくちゃ。
「画像を消して下さい!」
「え〜、俺のかっこいい写真を消すなんて勿体ないじゃん」
自分で自分のことをかっこいいって言うし、どんだけ自信があるんだろう?周りは高坂専務と私のやり取りを見ながら笑ってるし、も〜誰か高坂専務を注意してよ!!
高坂専務に勝手に写真を撮られ、画像を消してもらおうとあれこれ言っても消してくれそうな素振りもなく、ただ時間が過ぎていく。
「本当に消して下さい!」
「おっと」
高坂専務の腕を掴もうと手を伸ばした瞬間、個室のドアがガラッと開いた。
「あいつの“ツチノコ”っぷりは入社当時から変わんないな」
さっきファッション部の人も、荒木さんが四つ葉に来るのは少ないって言っていたっけ。
「荒木編集長って普段どんな生活をしてるんだろうな」
「高坂専務は荒木編集長と飲みに行くんですか?その時、彼女の話とかするんですか?」
「どうだろうねぇ。あいつに彼女がいたら、女性社員のみんなが次の日一斉に休むんじゃない?」
高坂専務の周りにいる社員達が次々と荒木さんのことを話題にあげていくのを見て、実は一緒に住んでます、人参が苦手なんですって言えない、荒木さんが“内緒”って言ってたから気をつけなきゃ。
「宝条さんは憧れの人と会えて良かったね」
「まだ会えてないですよ?」
「いーや、会えてるよ」
高坂専務はそう言うけど、仁さんに会えてないのは本当で。
「じゃあ、こうしてみる?」
高坂専務がスーツの内ポケットからスマホを取り出して、私の肩を引き寄せたと同時にスマホを上に掲げて画面をこちらに向けて写真を撮る音がした。
「送信っと」
「待ってください、何処に送信したんですか?」
「宝条さんの憧れの人だよ~」
「ななな、何でそういうことをするんですか?!消して下さい!!」
高坂専務はスマホを操作してスーツの内ポケットにしまうんだけど、まだ仁さんに会えてないのに、どうしてそういうことをするのか、とにかく画像を消してもらわなくちゃ。
「画像を消して下さい!」
「え〜、俺のかっこいい写真を消すなんて勿体ないじゃん」
自分で自分のことをかっこいいって言うし、どんだけ自信があるんだろう?周りは高坂専務と私のやり取りを見ながら笑ってるし、も〜誰か高坂専務を注意してよ!!
高坂専務に勝手に写真を撮られ、画像を消してもらおうとあれこれ言っても消してくれそうな素振りもなく、ただ時間が過ぎていく。
「本当に消して下さい!」
「おっと」
高坂専務の腕を掴もうと手を伸ばした瞬間、個室のドアがガラッと開いた。