スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
side荒木仁
『私も寂しいので、待ってます。お休みなさい』
『お休み』
宝条さんとのやり取りを終え、ようやくホッとして白シャツを脱いで実家の洗濯機に突っ込んだ。
シャワーを浴びて髪も洗い、全身を洗って浴室から出てタオルを拭いて下着とスウェット姿になり、キッチンに行くと誰もいなくて、当たり前か。
宝条さんとシェアハウスで過ごす時間が当たり前過ぎて、誰もいない空間ってこんなにも寂しいものなんだ。
5年前、高坂さんがシェアハウスから出て行って1人で過ごして、寂しくは無かったのに…、益々宝条さんの存在が大きくなって愛おしくて、早く退院したら思いっきり抱きしめたい。
玄関がガチャっと開く音が聞こえ、足音も複数聞こえるから一美と三斗が帰ってきたのが分かる。
リビングに2人が入って来て、三斗の手にはスーパーの大きい袋があり、一美の手にも同じ大きい袋を持って、2人はキッチンのシンクにドサッと袋を置いた。
「今日はありがとう。凄く助かった」
「ううん、宝条さんの顔色も良かったし、ちゃんと連絡をくれてありがとうね」
「俺も姉ちゃんから連絡が来たときはびっくりしたけどね。店も落ち着いていたし、車ですぐ駆けつけられた」
三斗が袋から野菜や豆腐等を取り出し、一美は肉やサラダを取り出した。
「あんたも手伝いなさい。実家でもちゃんと動く!サラダとお箸を持って、向こうのテーブルに行く!」
「分かってる」
俺はサラダと箸を人数分を持って、キッチンのテーブルに置き、三斗は料理を作り始めた。
「頂きます」
3人でこうして実家で食べるのはいつぶりか、思い出せないくらいに家での食事は久しぶりだな。
「明日、宝条さんのご両親が稔に個室の手配のお礼をしに四つ葉に来る」
「そう!あんた稔に、宝条さんが1人暮らし的な事を言ったでしょ?」
「言った」
「私、宝条さんと同居中って言う設定はどうすんの?」
「あ…」
宝条さんのご両親には一美と同居中って言っておいて、稔には違う事を言っていた事に今更な事に気づく。
「さっき稔に個室のお礼を言いたくて電話したわ」
「稔には俺の話をどう思っていた?」
「私が『宝条さんは1人暮らしを満喫したいから、両親には私と一緒に住んでいることで安心さえて貰いたいから、アリバイとして仮の同居人ということでお願いしますって言われたのぉ。仁にも同じ事を話しているから、片方だけ知らないは無いわよ』で乗りきったわ」
その電話のやり取りが想像が出来る。
「だから『折角の1人暮らしを邪魔しないで。私が同居人ということで口裏を合わせないと、私の左手でお見舞いだから』と釘を差したわ」
「電話口の姉ちゃん、演技派だった」
「まぁね。連ドラの真似をしたわ」
一美は自信たっぷりに話し、俺はやや呆れながもご飯を食べる。
秘密の同居って色んな人に言えない分、気を付けて行かないと。
「兄ちゃんはアルコールを飲む?」
「いらない。今はそういう気分になれない」
「だよな。落ち着いたらさ、店に来てよ。稔も姫川さん達も『仁がいないと寂しい』だって」
前に姫川と飲んだばかりだけど、俺も3人と飲んでいないし、男だけの空間って心地よいし、でもな、宝条さんとも過ごしたいから、恋愛って難しい。
「7月号さえ出れば落ち着くから、その時に行く」
「うん、俺も待ってる」
この日は3人で夜遅くまで話しをして過ごした。
『私も寂しいので、待ってます。お休みなさい』
『お休み』
宝条さんとのやり取りを終え、ようやくホッとして白シャツを脱いで実家の洗濯機に突っ込んだ。
シャワーを浴びて髪も洗い、全身を洗って浴室から出てタオルを拭いて下着とスウェット姿になり、キッチンに行くと誰もいなくて、当たり前か。
宝条さんとシェアハウスで過ごす時間が当たり前過ぎて、誰もいない空間ってこんなにも寂しいものなんだ。
5年前、高坂さんがシェアハウスから出て行って1人で過ごして、寂しくは無かったのに…、益々宝条さんの存在が大きくなって愛おしくて、早く退院したら思いっきり抱きしめたい。
玄関がガチャっと開く音が聞こえ、足音も複数聞こえるから一美と三斗が帰ってきたのが分かる。
リビングに2人が入って来て、三斗の手にはスーパーの大きい袋があり、一美の手にも同じ大きい袋を持って、2人はキッチンのシンクにドサッと袋を置いた。
「今日はありがとう。凄く助かった」
「ううん、宝条さんの顔色も良かったし、ちゃんと連絡をくれてありがとうね」
「俺も姉ちゃんから連絡が来たときはびっくりしたけどね。店も落ち着いていたし、車ですぐ駆けつけられた」
三斗が袋から野菜や豆腐等を取り出し、一美は肉やサラダを取り出した。
「あんたも手伝いなさい。実家でもちゃんと動く!サラダとお箸を持って、向こうのテーブルに行く!」
「分かってる」
俺はサラダと箸を人数分を持って、キッチンのテーブルに置き、三斗は料理を作り始めた。
「頂きます」
3人でこうして実家で食べるのはいつぶりか、思い出せないくらいに家での食事は久しぶりだな。
「明日、宝条さんのご両親が稔に個室の手配のお礼をしに四つ葉に来る」
「そう!あんた稔に、宝条さんが1人暮らし的な事を言ったでしょ?」
「言った」
「私、宝条さんと同居中って言う設定はどうすんの?」
「あ…」
宝条さんのご両親には一美と同居中って言っておいて、稔には違う事を言っていた事に今更な事に気づく。
「さっき稔に個室のお礼を言いたくて電話したわ」
「稔には俺の話をどう思っていた?」
「私が『宝条さんは1人暮らしを満喫したいから、両親には私と一緒に住んでいることで安心さえて貰いたいから、アリバイとして仮の同居人ということでお願いしますって言われたのぉ。仁にも同じ事を話しているから、片方だけ知らないは無いわよ』で乗りきったわ」
その電話のやり取りが想像が出来る。
「だから『折角の1人暮らしを邪魔しないで。私が同居人ということで口裏を合わせないと、私の左手でお見舞いだから』と釘を差したわ」
「電話口の姉ちゃん、演技派だった」
「まぁね。連ドラの真似をしたわ」
一美は自信たっぷりに話し、俺はやや呆れながもご飯を食べる。
秘密の同居って色んな人に言えない分、気を付けて行かないと。
「兄ちゃんはアルコールを飲む?」
「いらない。今はそういう気分になれない」
「だよな。落ち着いたらさ、店に来てよ。稔も姫川さん達も『仁がいないと寂しい』だって」
前に姫川と飲んだばかりだけど、俺も3人と飲んでいないし、男だけの空間って心地よいし、でもな、宝条さんとも過ごしたいから、恋愛って難しい。
「7月号さえ出れば落ち着くから、その時に行く」
「うん、俺も待ってる」
この日は3人で夜遅くまで話しをして過ごした。