スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
取材を終え、4人で休憩スペースに行き、今日の取材のフィードバックや纏めを始めた。
「秋山は撮影の手応えはある?」
「今見返してますが、キャプテンのこの表情と、石井選手のこの表情が良いです」
秋山が一眼カメラの液晶画面を俺に見せると、確かに自然光でも綺麗に表情を掴んでいて、話している雰囲気が伝わるいい写真だ。
「とても良い雰囲気が伝わるし、大分腕を上げているな」
「ありがとうございます!街中でも写真を撮らせてもらって、腕を磨いているんです」
「マジで?気づかなかったなぁ」
「田所さんだって休日に撮影の腕を磨く為に、よく色んな場所に佐藤さんと行くって、佐藤さんから聞いてるんで、俺も自分の写真を多くページに載せたいから頑張ってますよ」
秋山も自分の成長の為に出来ることをしていて、休刊を阻止できれば秋山の写真を見続けられるし、水野も田所もスポーツ部に必要なメンバーだから、その場所を守りたいと思う。
すると俺のスマホが鳴ったので、一旦席を外すことにして、離れた場所で通話ボタンを押して相手との会話を始めた。
「なぁ秋山、さっきキャプテンが石井選手のことを話してたじゃん」
「ああ、話していたな」
「その時石井選手が宝条さんの事を食事に誘う件で、荒木編集長に宝条さんの事が気に入っているんですねって話を振ろうとしたら、荒木編集長の背後に黒いオーラが見えたから、ペンが止まった。もしかして、2人って仲が良いのかな?最近取材に同行させてるし」
「黒いオーラって、漫画じゃあるまいし。大体荒木編集長と宝条さんって年齢差が10位あるし、宝条さんってまだ20前半じゃん。俺から見ても妹のような感覚だし、四つ葉の女性社員達の方がバランスが良くない?」
「あのモテっぷりに荒木編集長がスルーしているのが不思議でしょうがない。田所さんも荒木編集長から恋バナって聞かないんですか?」
「一切聞いた事がない。この前の飲み会で高坂専務が『仁に彼女がいるのって知らないし、いてもあいつはしれっと入籍はして事後報告でしてきそうだな。ま、俺のほうが魅力的だしそこは譲んないけどね』ってワイングラス片手に言っていて、その自信は何処から来るんだよって思った」
「高坂専務らしいですね。水野はどうなんだよ」
「俺に振るの?まぁ…1人は気になる子はいるよ」
「退勤したらお前に取材するから逃げんなよ。田所さんも話術で水野を追い込みますよ」
「任せろ」
秋山達がそんな会話をしている事は知らず、俺はずっと電話口の相手と6月下旬のシンクロの話を続け、夜は宝条さんの病院へ行こうと決めた。
「秋山は撮影の手応えはある?」
「今見返してますが、キャプテンのこの表情と、石井選手のこの表情が良いです」
秋山が一眼カメラの液晶画面を俺に見せると、確かに自然光でも綺麗に表情を掴んでいて、話している雰囲気が伝わるいい写真だ。
「とても良い雰囲気が伝わるし、大分腕を上げているな」
「ありがとうございます!街中でも写真を撮らせてもらって、腕を磨いているんです」
「マジで?気づかなかったなぁ」
「田所さんだって休日に撮影の腕を磨く為に、よく色んな場所に佐藤さんと行くって、佐藤さんから聞いてるんで、俺も自分の写真を多くページに載せたいから頑張ってますよ」
秋山も自分の成長の為に出来ることをしていて、休刊を阻止できれば秋山の写真を見続けられるし、水野も田所もスポーツ部に必要なメンバーだから、その場所を守りたいと思う。
すると俺のスマホが鳴ったので、一旦席を外すことにして、離れた場所で通話ボタンを押して相手との会話を始めた。
「なぁ秋山、さっきキャプテンが石井選手のことを話してたじゃん」
「ああ、話していたな」
「その時石井選手が宝条さんの事を食事に誘う件で、荒木編集長に宝条さんの事が気に入っているんですねって話を振ろうとしたら、荒木編集長の背後に黒いオーラが見えたから、ペンが止まった。もしかして、2人って仲が良いのかな?最近取材に同行させてるし」
「黒いオーラって、漫画じゃあるまいし。大体荒木編集長と宝条さんって年齢差が10位あるし、宝条さんってまだ20前半じゃん。俺から見ても妹のような感覚だし、四つ葉の女性社員達の方がバランスが良くない?」
「あのモテっぷりに荒木編集長がスルーしているのが不思議でしょうがない。田所さんも荒木編集長から恋バナって聞かないんですか?」
「一切聞いた事がない。この前の飲み会で高坂専務が『仁に彼女がいるのって知らないし、いてもあいつはしれっと入籍はして事後報告でしてきそうだな。ま、俺のほうが魅力的だしそこは譲んないけどね』ってワイングラス片手に言っていて、その自信は何処から来るんだよって思った」
「高坂専務らしいですね。水野はどうなんだよ」
「俺に振るの?まぁ…1人は気になる子はいるよ」
「退勤したらお前に取材するから逃げんなよ。田所さんも話術で水野を追い込みますよ」
「任せろ」
秋山達がそんな会話をしている事は知らず、俺はずっと電話口の相手と6月下旬のシンクロの話を続け、夜は宝条さんの病院へ行こうと決めた。