スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
黙々と佐藤さんの原稿を打ち込み、校正機能も文章として成り立っていると出てきたし、これで印刷すれば大丈夫かな?

「中畑さん、佐藤さんの清書が出来ました!」
「ありがとう!2部印刷してもらって、1つは荒木編集長の机の上に置いて、もう1つは青木印刷所にバイク便で送るよ。送付状はあっちの机の引き出しにあって、住所も書いてあるから封筒に貼れば大丈夫かな。それが終わればあがっていいよ。お疲れ様」
「ありがとうございます」

ノートパソコンから印刷の指示を出して、プリンターからどんどん用紙が出てきて、ページの順番が間違っていないかを確認し、封筒に送付状を貼ってバイク便へ連絡をする。

荒木さんの机の上に原稿を置き、バイク便へ渡す封筒と自分の荷物を抱えて編集部を出て階段を降りると、水瀬編集長がコンビニの袋を手に持ちながら階段を上がってきた。

「お疲れ様です、お先に失礼します」
「遅くまで頑張っているね。気をつけてね」
「はい」

水瀬編集長と挨拶をかわして1階のロビーを通って出口を出て、バイク便が来るまで待機しながら夕飯をどうするか悩む。

この間はハンバーグかパスタだったけど、同じメニューは飽きるし、かといって予算的に凝った物は作れないし、うーん、今回も値引きシールを目当てに決めようかな?

やがてバイク便の人が到着し、青木印刷所に出す封筒を手渡して今日の仕事は完了!!藍山駅に向かい、電車に乗ってシェアハウスの最寄り駅に到着し、スーパーへと行く。

お財布の中身を確認しつつ、カゴを手に取って野菜売り場から見ると、カット野菜に値引きシール発見!この量なら明日のお弁当に回せるかな?お肉コーナーはグラム数と国産か外国産でも部位によって違うし、今回はパスで、玉子はあと3つあるから、1個は夕飯で使って明日は目玉焼きかな?

お会計を終えてシェアハウスに戻り、玄関の靴置き場には一足もないので、荒木さんはまだ帰ってきてないんだ。

リビングからキッチンに入り、冷蔵庫に買ったものを入れて、今日はお風呂前にご飯にしちゃおうかな?
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