スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
※ディナーは“凄く大切な人”とside高坂
side高坂
俺は仁から貰ったフィナンシェ2個分をお土産に、一美の元へ車を走らせる。
そして待ち合わせの場所の近くに車を停めて、場所に行くと既に一美がいて、今日も可愛いな。
「可愛い人ですね、俺と食事でもどうですか?」
「ありがとうございます。とびっきりの美味しい食事を期待します」
お互い棒読みで言うと、プッと笑う。
「待たせてご免」
「ううん。そんなに待ってないわ」
「待たせるのはもう止めたいから、次からは遅れて来てよ」
「………5年も間を空けてたんだし、そうしようかしら」
「うん、そうして。今度はというか、じいさんになっても俺が待つ方になりたいし」
「白髪のお婆ちゃんになっても待っててね」
「喜んで。ほら、行こうよ」
「ええ」
手を繋いでお気に入りのレストランに入り、支配人の配慮で個室に通され、一美と向き合って座る。
車の運転があるから炭酸系の水を頼み、一美はオレンジを頼んで、2人で5年ぶりにグラスを合わせた。
「稔とこうして食事が出来るとは思っていなかったわ」
「そう?」
「そうよ。きっと今頃は私じゃない人と食事をしているんだろうなって」
そう言われると、厳しい。でも一美から離れた後は親の勧めで勝手に決められた場所と、1ミリも興味無い相手との食事をしていたもんな。
「1ミリも興味無い相手との食事ってつまんないし、味なんて感じないよ」
「うわぁ…そこまで言う?」
「本当だし。やっぱ一美と食べる時間が1番だよ」
「ありがと…」
一美は照れながらオレンジを飲み、次々と運ばれる料理に2人で夢中で食べ、時折仕事の話や会えなかった分を埋めるかのように話す。
デザートを終え、先に一美に外で待ってもらうようにした。
「今日はありがとう、とても有意義な時間を過ごせた」
「いいえ。“凄く大切な人”とのお食事ですから、このお店を選んで頂いて光栄ですよ」
「そうですね。近い将来、“凄く大切な奥さん”にしたいための告白をするんで、またその時は林檎のケーキをお願いします」
「勿論。パティシエも私も応援しますので、日取りが決まりましたらご連絡をお願いします。とびっきりの林檎をご用意します」
支配人と握手をし、俺は一美の元へ行き、2人で駐車場に向かう。
「可愛いお姉さん、この後ドライブでもどうですか?」
「夜景を見れる場所が良いですね」
また棒読みで言い合い、俺の車で乗り込んで夜景を観るために走らせ、高台のある場所へつき、お土産のフィナンシェ2個を持って歩く。
高台から見る夜景はとても綺麗で、一美も嬉しそうに眺めていて、俺は一美にフィナンシェの1つを渡した。
「仁からのお土産」
「ありがと。仁もこういうのを買うのね」
「可愛い部下とのランチを邪魔されたけど、仁が贈りたいってさ」
「あら、可愛い部下との食事が出来ないなんて残念ね」
「でしょ?宝条さんが来てから仁が大分変わっていったのを感じるし、あの子を採用して良かったよ」
俺はフィナンシェの袋を開封して半分バクッと食べると、生地がしっとりしていてオレンジの味が口の中に広がり、一美も林檎味のフィナンシェをパクっと半分食べて、うんうんと頷く。
「美味しいね」
「どれどれ、どんな味?」
「林檎だ…」
続きの言葉は俺の唇で塞ぎ、思う存分一美の味を味わうと、一美が俺のスーツの裾をギュッと握って来るから、唇の深さを増して味わった。
そして唇を離すと、一美はぷいっと顔をそむけて残りのフィナンシェを食べるから、俺もニヤける口元を隠す様にオレンジ味のフィナンシェを食べる。
「美味しかったな」
「どっちの意味よ」
「ん〜?両方」
「ほんと稔の言い方、変わんないし、お爺ちゃんになっても言ってそうね」
「でしょ?」
2人で笑い、一美を抱き寄せる。
「7月号が出たら仁達のスポーツ部に有休を2日分取らせるから、俺も便乗して取るから旅行に行こうよ」
「仁の休みは表向きなんでしょ」
「バレた?でも一美を沢山触れたいんだ」
「うん…、私も稔と過ごしたい」
「やった。じゃあ、旅行に行くまではこうして食事に行こうよ。次はいつにする?」
「そうね、明日とか?」
「喜んで」
2人でクスっと笑い、明日からの食事が楽しみで仕方ないな。
顔を近付けて唇を重ね、爺さん婆さんになってもこうして一緒に食事をする未来に心が弾んだ。
俺は仁から貰ったフィナンシェ2個分をお土産に、一美の元へ車を走らせる。
そして待ち合わせの場所の近くに車を停めて、場所に行くと既に一美がいて、今日も可愛いな。
「可愛い人ですね、俺と食事でもどうですか?」
「ありがとうございます。とびっきりの美味しい食事を期待します」
お互い棒読みで言うと、プッと笑う。
「待たせてご免」
「ううん。そんなに待ってないわ」
「待たせるのはもう止めたいから、次からは遅れて来てよ」
「………5年も間を空けてたんだし、そうしようかしら」
「うん、そうして。今度はというか、じいさんになっても俺が待つ方になりたいし」
「白髪のお婆ちゃんになっても待っててね」
「喜んで。ほら、行こうよ」
「ええ」
手を繋いでお気に入りのレストランに入り、支配人の配慮で個室に通され、一美と向き合って座る。
車の運転があるから炭酸系の水を頼み、一美はオレンジを頼んで、2人で5年ぶりにグラスを合わせた。
「稔とこうして食事が出来るとは思っていなかったわ」
「そう?」
「そうよ。きっと今頃は私じゃない人と食事をしているんだろうなって」
そう言われると、厳しい。でも一美から離れた後は親の勧めで勝手に決められた場所と、1ミリも興味無い相手との食事をしていたもんな。
「1ミリも興味無い相手との食事ってつまんないし、味なんて感じないよ」
「うわぁ…そこまで言う?」
「本当だし。やっぱ一美と食べる時間が1番だよ」
「ありがと…」
一美は照れながらオレンジを飲み、次々と運ばれる料理に2人で夢中で食べ、時折仕事の話や会えなかった分を埋めるかのように話す。
デザートを終え、先に一美に外で待ってもらうようにした。
「今日はありがとう、とても有意義な時間を過ごせた」
「いいえ。“凄く大切な人”とのお食事ですから、このお店を選んで頂いて光栄ですよ」
「そうですね。近い将来、“凄く大切な奥さん”にしたいための告白をするんで、またその時は林檎のケーキをお願いします」
「勿論。パティシエも私も応援しますので、日取りが決まりましたらご連絡をお願いします。とびっきりの林檎をご用意します」
支配人と握手をし、俺は一美の元へ行き、2人で駐車場に向かう。
「可愛いお姉さん、この後ドライブでもどうですか?」
「夜景を見れる場所が良いですね」
また棒読みで言い合い、俺の車で乗り込んで夜景を観るために走らせ、高台のある場所へつき、お土産のフィナンシェ2個を持って歩く。
高台から見る夜景はとても綺麗で、一美も嬉しそうに眺めていて、俺は一美にフィナンシェの1つを渡した。
「仁からのお土産」
「ありがと。仁もこういうのを買うのね」
「可愛い部下とのランチを邪魔されたけど、仁が贈りたいってさ」
「あら、可愛い部下との食事が出来ないなんて残念ね」
「でしょ?宝条さんが来てから仁が大分変わっていったのを感じるし、あの子を採用して良かったよ」
俺はフィナンシェの袋を開封して半分バクッと食べると、生地がしっとりしていてオレンジの味が口の中に広がり、一美も林檎味のフィナンシェをパクっと半分食べて、うんうんと頷く。
「美味しいね」
「どれどれ、どんな味?」
「林檎だ…」
続きの言葉は俺の唇で塞ぎ、思う存分一美の味を味わうと、一美が俺のスーツの裾をギュッと握って来るから、唇の深さを増して味わった。
そして唇を離すと、一美はぷいっと顔をそむけて残りのフィナンシェを食べるから、俺もニヤける口元を隠す様にオレンジ味のフィナンシェを食べる。
「美味しかったな」
「どっちの意味よ」
「ん〜?両方」
「ほんと稔の言い方、変わんないし、お爺ちゃんになっても言ってそうね」
「でしょ?」
2人で笑い、一美を抱き寄せる。
「7月号が出たら仁達のスポーツ部に有休を2日分取らせるから、俺も便乗して取るから旅行に行こうよ」
「仁の休みは表向きなんでしょ」
「バレた?でも一美を沢山触れたいんだ」
「うん…、私も稔と過ごしたい」
「やった。じゃあ、旅行に行くまではこうして食事に行こうよ。次はいつにする?」
「そうね、明日とか?」
「喜んで」
2人でクスっと笑い、明日からの食事が楽しみで仕方ないな。
顔を近付けて唇を重ね、爺さん婆さんになってもこうして一緒に食事をする未来に心が弾んだ。