スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
◇出張前
side荒木仁
日曜日の朝、目を覚ますと俺の隣で真琴が気持ち良さそうに寝ていて、顔を覗き込むと少し口を開いている。
一昨日一線を越えて、昨日はシェアハウスのリビングで真琴と過ごし、そこで明日からの一泊二日の出張の話をした。
食事を終えてお互いお風呂を交代で入り、寝る時は俺がこの部屋でと言い、一昨日一線を越えた時は真琴に無理をさせたから昨日はグッと我慢してキス止まりで夜を終えたけど、明日からの出張が本当に行きたくないし、真琴が1人でここでお留守番をさせるのも心配だし、何で俺だけ出張なんだよと、心の中で高坂さんに悪態をつく。
「お土産を買うのも嫌だな」
ボソっと呟いて掛け布団から出てベットから降り、クローゼットの側にきて扉を開け、就寝用のスウェットを脱いで私服用のグレーのパーカーとデニムに着替え、出張用の荷物を用意せねば。
一泊二日だから頭の中でスケジュールを思い出し、電車で新幹線が利用出来る駅まで移動して、そこから3時間30分は乗るからスーツケースよりもボストンバックで行けば棚に乗せられるか。
シャツとジャケットと下着…、滞在先の部屋で原稿の作業や写真のやり取りをしたいからノートパソコンと充電器、意外とボストンバックが膨れるものなんだなと、チャックを閉める。
「仁さん?」
背後から真琴の声がしたので振り向くと、真琴はまだ眠そうな顔をしつつも起きていて、俺の黒のパーカーを着ているのも良いな。
俺はボストンバックをベットの近くの床に置いて、真琴の側に腰掛けて右手をポンと真琴の頭に置く。
「おはよ」
「おはようございます」
右手を離すと真琴は腕をうんと上に伸ばし、ふぅと息を吐いた
「朝ご飯を作りませんか?」
「良いよ」
「着替えて来ますね」
真琴はベットから降りると俺の部屋のドアに向けてペタペタと歩くけど、俺の黒のパーカーしか着ていないのでスラリとした生足が良く見える。
俺の部屋を真琴が出ていき、俺はスマホを手にして画面をタップして、着信履歴を表示させ、直近だと真琴と一線を越えた後に寝ようとした時の着信で、俺は相手の名前を見て溜め息を吐き、リアイダルすると3コールで繋がった。
『もしも〜し』
「用件は何?お土産は買わないけど」
『お土産じゃないよ。橘のこと』
名前を聞いて思い出すのは一昨日の1階のロビーでのやり取りで、あまり思い出したくない。
「その件は話したくはない」
『あの後は本人はすぐ帰ったし、明日からどうするかは本人が決めることだけど』
「悪いけど用がある時は専務室以外で話したい」
『良いよ。ただ、告白を断るなら言い方は気を付けて。俺みたいにスマートに断らないと』
高坂さんは“凄く大切な人がいるから、ご免なさい”で断るけど、俺が同じような事を言って断っても真琴の事を詮索れるのは嫌だし、あの時は本当に迷惑だった。
「迷惑だったし構って欲しくないから、そう言わないと通じないと思ったから言ったまで」
『凄くご機嫌斜めだな。今までなら付き合う気がないって言ってたのに』
ご機嫌斜めになるだろ、真琴を傷つけたし…、多分というか一生このことは俺と真琴に嫌な思い出として残るだろうな。
日曜日の朝、目を覚ますと俺の隣で真琴が気持ち良さそうに寝ていて、顔を覗き込むと少し口を開いている。
一昨日一線を越えて、昨日はシェアハウスのリビングで真琴と過ごし、そこで明日からの一泊二日の出張の話をした。
食事を終えてお互いお風呂を交代で入り、寝る時は俺がこの部屋でと言い、一昨日一線を越えた時は真琴に無理をさせたから昨日はグッと我慢してキス止まりで夜を終えたけど、明日からの出張が本当に行きたくないし、真琴が1人でここでお留守番をさせるのも心配だし、何で俺だけ出張なんだよと、心の中で高坂さんに悪態をつく。
「お土産を買うのも嫌だな」
ボソっと呟いて掛け布団から出てベットから降り、クローゼットの側にきて扉を開け、就寝用のスウェットを脱いで私服用のグレーのパーカーとデニムに着替え、出張用の荷物を用意せねば。
一泊二日だから頭の中でスケジュールを思い出し、電車で新幹線が利用出来る駅まで移動して、そこから3時間30分は乗るからスーツケースよりもボストンバックで行けば棚に乗せられるか。
シャツとジャケットと下着…、滞在先の部屋で原稿の作業や写真のやり取りをしたいからノートパソコンと充電器、意外とボストンバックが膨れるものなんだなと、チャックを閉める。
「仁さん?」
背後から真琴の声がしたので振り向くと、真琴はまだ眠そうな顔をしつつも起きていて、俺の黒のパーカーを着ているのも良いな。
俺はボストンバックをベットの近くの床に置いて、真琴の側に腰掛けて右手をポンと真琴の頭に置く。
「おはよ」
「おはようございます」
右手を離すと真琴は腕をうんと上に伸ばし、ふぅと息を吐いた
「朝ご飯を作りませんか?」
「良いよ」
「着替えて来ますね」
真琴はベットから降りると俺の部屋のドアに向けてペタペタと歩くけど、俺の黒のパーカーしか着ていないのでスラリとした生足が良く見える。
俺の部屋を真琴が出ていき、俺はスマホを手にして画面をタップして、着信履歴を表示させ、直近だと真琴と一線を越えた後に寝ようとした時の着信で、俺は相手の名前を見て溜め息を吐き、リアイダルすると3コールで繋がった。
『もしも〜し』
「用件は何?お土産は買わないけど」
『お土産じゃないよ。橘のこと』
名前を聞いて思い出すのは一昨日の1階のロビーでのやり取りで、あまり思い出したくない。
「その件は話したくはない」
『あの後は本人はすぐ帰ったし、明日からどうするかは本人が決めることだけど』
「悪いけど用がある時は専務室以外で話したい」
『良いよ。ただ、告白を断るなら言い方は気を付けて。俺みたいにスマートに断らないと』
高坂さんは“凄く大切な人がいるから、ご免なさい”で断るけど、俺が同じような事を言って断っても真琴の事を詮索れるのは嫌だし、あの時は本当に迷惑だった。
「迷惑だったし構って欲しくないから、そう言わないと通じないと思ったから言ったまで」
『凄くご機嫌斜めだな。今までなら付き合う気がないって言ってたのに』
ご機嫌斜めになるだろ、真琴を傷つけたし…、多分というか一生このことは俺と真琴に嫌な思い出として残るだろうな。