スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
仁さんと一緒に大型ショッピングモールに来ることになり、手を繋ぎながら歩くけど、デートで良いんだよね?服装って変じゃないよね?
2人で出かけるのは初めてのお出かけ以来だし、前は車での移動だったから、こうして電車で移動も良いな。
大型ショッピングモールは私の地元よりも大きくて沢山のお店が入っていて、目的の本屋さんは3階だ。
エスカレーターで上がろうとすると仁さんが私に先に乗るように手を引いたので先に乗り、仁さんも乗ると、丁度視線の高さが同じになるから、ふふっと笑う。
「どうした?」
「普段私が見上げるので、視線の高さが一緒だなって」
「……あまり可愛い言い方すると、本屋まで辿り着かない」
仁さんが少し呆れ気味に言うも、口元は少し笑っていた。
3階に辿り着くと並んで歩いて本屋さんに着き、結構広めの本屋さんなんだな、目的の本を探そうとキョロキョロとしていたら、仁さんが指を指す。
「スポーツ関係の本はこっち」
手を引かれ、いくつもの本棚には様々なジャンルのスポーツの本がびっしりと陳列されていて、うわぁと圧倒される。
野球の所を見てもルールブックでさえこんなにも種類があって、一冊を手に取って中身を捲っても用語自体が分からず、う〜ん…と本を元に戻してまた別のルールブックを手に取った。
「これだけあると迷いますね」
「出版社によって掲載する方法が違うから、妥協しないで決めた方が良い」
「用語集よりもイラストがあったら分かりやすいです」
「それだったらこっちの出版社が良い」
仁さんが1番上の配置に置かれている本を取り出すけど、背が高くて格好いいなと改めてそう思いながら見る。
「視線、感じる」
「背が高くて格好いいって思ったんです」
「………はぁ」
仁さんが溜め息を吐くと私の手を取って、づかづかと本棚の奥の影まで歩いていって棚に私の背中をつけ、手を離すと私の顎をクイッと上に上げ、ど、どどど、ど、ここ外なんだけどと、心臓がバクバクしながら高鳴る。
「可愛い言い方をし過ぎだし…、後は」
「後は?」
仁さんが私の右耳に顔を寄せる。
「帰ったら出張で会えない分を補給するから、覚悟して」
「ー!ー」
私の右耳に息がふぅと吹かれ、顔が一気に熱くなるし、顔を離した仁さんは口元がフッと笑うし!!次は気を付けて言わなきゃと、手で扇ぐ。
「ほら本を選んだら、次は俺の本を選ぶよ」
「はい!」
差し出された手を握り、ルールブックは仁さんがおすすめの出版社にしたもので、次は出張先で読むと言っていた本を選ぶことになった。
「買うジャンルは決めているのですか?」
「新幹線の中と、部屋でってなるとそんな荷物にはならないように文庫サイズを2冊」
「私も恋愛小説を久しぶりに買おうかな」
「この後帰ったら、真琴の好きな作家を教えて」
「………はい!」
この前リビングで話していたお互いの好きな物、苦手な物を知るために話す事になって、仁さんが少しづつ私の事を知ろうとしてくれるのが嬉しい。
仁さんは現代小説の棚や推理小説の棚をそれぞれ見て、1冊づつ手に取り、私も学生の頃から読んでいる恋愛小説を書く作家の新刊を手にして、それぞれお会計を済ませた。
2人で出かけるのは初めてのお出かけ以来だし、前は車での移動だったから、こうして電車で移動も良いな。
大型ショッピングモールは私の地元よりも大きくて沢山のお店が入っていて、目的の本屋さんは3階だ。
エスカレーターで上がろうとすると仁さんが私に先に乗るように手を引いたので先に乗り、仁さんも乗ると、丁度視線の高さが同じになるから、ふふっと笑う。
「どうした?」
「普段私が見上げるので、視線の高さが一緒だなって」
「……あまり可愛い言い方すると、本屋まで辿り着かない」
仁さんが少し呆れ気味に言うも、口元は少し笑っていた。
3階に辿り着くと並んで歩いて本屋さんに着き、結構広めの本屋さんなんだな、目的の本を探そうとキョロキョロとしていたら、仁さんが指を指す。
「スポーツ関係の本はこっち」
手を引かれ、いくつもの本棚には様々なジャンルのスポーツの本がびっしりと陳列されていて、うわぁと圧倒される。
野球の所を見てもルールブックでさえこんなにも種類があって、一冊を手に取って中身を捲っても用語自体が分からず、う〜ん…と本を元に戻してまた別のルールブックを手に取った。
「これだけあると迷いますね」
「出版社によって掲載する方法が違うから、妥協しないで決めた方が良い」
「用語集よりもイラストがあったら分かりやすいです」
「それだったらこっちの出版社が良い」
仁さんが1番上の配置に置かれている本を取り出すけど、背が高くて格好いいなと改めてそう思いながら見る。
「視線、感じる」
「背が高くて格好いいって思ったんです」
「………はぁ」
仁さんが溜め息を吐くと私の手を取って、づかづかと本棚の奥の影まで歩いていって棚に私の背中をつけ、手を離すと私の顎をクイッと上に上げ、ど、どどど、ど、ここ外なんだけどと、心臓がバクバクしながら高鳴る。
「可愛い言い方をし過ぎだし…、後は」
「後は?」
仁さんが私の右耳に顔を寄せる。
「帰ったら出張で会えない分を補給するから、覚悟して」
「ー!ー」
私の右耳に息がふぅと吹かれ、顔が一気に熱くなるし、顔を離した仁さんは口元がフッと笑うし!!次は気を付けて言わなきゃと、手で扇ぐ。
「ほら本を選んだら、次は俺の本を選ぶよ」
「はい!」
差し出された手を握り、ルールブックは仁さんがおすすめの出版社にしたもので、次は出張先で読むと言っていた本を選ぶことになった。
「買うジャンルは決めているのですか?」
「新幹線の中と、部屋でってなるとそんな荷物にはならないように文庫サイズを2冊」
「私も恋愛小説を久しぶりに買おうかな」
「この後帰ったら、真琴の好きな作家を教えて」
「………はい!」
この前リビングで話していたお互いの好きな物、苦手な物を知るために話す事になって、仁さんが少しづつ私の事を知ろうとしてくれるのが嬉しい。
仁さんは現代小説の棚や推理小説の棚をそれぞれ見て、1冊づつ手に取り、私も学生の頃から読んでいる恋愛小説を書く作家の新刊を手にして、それぞれお会計を済ませた。