スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
本屋さんでの買い物を終えてまた駅に戻り、地下鉄で一駅進んでシェアハウスの最寄り駅に着いた。
「次からはこの大型ショッピングモールでお買い物ができそうで良かったです」
「良かった」
「お昼や夕飯はどうしますか?」
「朝を食べたばかりだけど、もう次のご飯を考え無いといけないか」
「仕事だったらお弁当なんですけど、休日だと迷いますよね」
駅から近いスーパーに入り、野菜やお肉を見て回る。
「俺は明日の朝は真琴の作るご飯を食べてから四つ葉に行く」
ヤバい、口元がニヤけちゃう。
「とびっきり美味しい玉子焼きを作ります!」
「じゃあ俺は味噌汁で。具材は?」
「今日は豆腐でしたので、王道スタイルなワカメにします?」
「それ“が”良い」
「はい!」
「お昼は麺類で、夕飯は俺が炒飯を作る」
「私はそれに合うスープにします」
2人で手を握りながら食材を選び、お会計も半分ずつ出し合って、仁さんが袋を持って、また手を繋いでシェアハウスに向かう。
「出張先は遅くまで仕事ですか?」
「着いて野球施設に移動して、取材と見学がある。その後は高坂さんの市場調査の付き合いがあるから、場合によっては夜9時までだし、夕飯も付き合わせられるというか、ほぼ連れて行かれるのは決まり」
仁さんはうんざりしながら話して溜め息を付くけど、高坂専務ならやりそうだと思うし、良いな、出張であっても仁さんと過ごせるのに。
「俺は出張に行くなら真琴と一緒が良かった」
「私もです。仕事であっても一緒に過ごせる高坂専務が羨ましいです」
「過去に高坂さんと出張をしたけど、苦い思い出がある」
「そんなに嫌だったんですか?」
「ああ。あの時は予約した人を恨んだし、高坂さんはずっと面白がっていたから、今回は絶対に相部屋になりたくないし、なったら泊まらないで帰る」
どれだけ嫌な思い出なんだろう…、あまり深く聞かない方が良さそう。
シェアハウスに着いて靴を脱いでキッチンに向かい、食材を冷蔵庫に入れて一息ついた。
大きなソファに座って、買ったルールブックを広げて1ページづつ捲り、黙読し、仁さんは一旦リビングを出て、また戻ってきたら手には雑誌を数冊ほど持っていて、1冊を手に取って私の隣に座る。
「それはどんな雑誌ですか?」
「明日の出張先のガイドブック。野球施設の周辺の地図もあるし、高坂さんが一緒だから飲食店も載っているし、下調べ」
「関西方面なんですね」
「そう。球宴は西日本と東日本の2か所で行われるから、今回は西日本を行くことになった」
「東日本は何処でやるんですか?」
「確か“社会科見学”で行った場所。その次の球宴は東西の別な場所で行われるから、毎年その場所の野球施設の近辺は経済効果で凄いし、俺も楽しみにしている」
仁さんは楽しそうに話すから、スポーツが本当に好きなんだ。
「来年の球宴の時に出張になったら、絶対に真琴と行けるようにする」
「高坂専務が良いよって言いますかね?」
「向こうだって今回勝手についてくるんだから、頑張って交渉する」
「交渉、頑張って下さい。それに“休刊”を阻止して、出張や“社会科見学”をしたいです」
「ああ」
この日は夕飯後もずっと出張の話や、買った本のことを仁さんと話し合った。
「次からはこの大型ショッピングモールでお買い物ができそうで良かったです」
「良かった」
「お昼や夕飯はどうしますか?」
「朝を食べたばかりだけど、もう次のご飯を考え無いといけないか」
「仕事だったらお弁当なんですけど、休日だと迷いますよね」
駅から近いスーパーに入り、野菜やお肉を見て回る。
「俺は明日の朝は真琴の作るご飯を食べてから四つ葉に行く」
ヤバい、口元がニヤけちゃう。
「とびっきり美味しい玉子焼きを作ります!」
「じゃあ俺は味噌汁で。具材は?」
「今日は豆腐でしたので、王道スタイルなワカメにします?」
「それ“が”良い」
「はい!」
「お昼は麺類で、夕飯は俺が炒飯を作る」
「私はそれに合うスープにします」
2人で手を握りながら食材を選び、お会計も半分ずつ出し合って、仁さんが袋を持って、また手を繋いでシェアハウスに向かう。
「出張先は遅くまで仕事ですか?」
「着いて野球施設に移動して、取材と見学がある。その後は高坂さんの市場調査の付き合いがあるから、場合によっては夜9時までだし、夕飯も付き合わせられるというか、ほぼ連れて行かれるのは決まり」
仁さんはうんざりしながら話して溜め息を付くけど、高坂専務ならやりそうだと思うし、良いな、出張であっても仁さんと過ごせるのに。
「俺は出張に行くなら真琴と一緒が良かった」
「私もです。仕事であっても一緒に過ごせる高坂専務が羨ましいです」
「過去に高坂さんと出張をしたけど、苦い思い出がある」
「そんなに嫌だったんですか?」
「ああ。あの時は予約した人を恨んだし、高坂さんはずっと面白がっていたから、今回は絶対に相部屋になりたくないし、なったら泊まらないで帰る」
どれだけ嫌な思い出なんだろう…、あまり深く聞かない方が良さそう。
シェアハウスに着いて靴を脱いでキッチンに向かい、食材を冷蔵庫に入れて一息ついた。
大きなソファに座って、買ったルールブックを広げて1ページづつ捲り、黙読し、仁さんは一旦リビングを出て、また戻ってきたら手には雑誌を数冊ほど持っていて、1冊を手に取って私の隣に座る。
「それはどんな雑誌ですか?」
「明日の出張先のガイドブック。野球施設の周辺の地図もあるし、高坂さんが一緒だから飲食店も載っているし、下調べ」
「関西方面なんですね」
「そう。球宴は西日本と東日本の2か所で行われるから、今回は西日本を行くことになった」
「東日本は何処でやるんですか?」
「確か“社会科見学”で行った場所。その次の球宴は東西の別な場所で行われるから、毎年その場所の野球施設の近辺は経済効果で凄いし、俺も楽しみにしている」
仁さんは楽しそうに話すから、スポーツが本当に好きなんだ。
「来年の球宴の時に出張になったら、絶対に真琴と行けるようにする」
「高坂専務が良いよって言いますかね?」
「向こうだって今回勝手についてくるんだから、頑張って交渉する」
「交渉、頑張って下さい。それに“休刊”を阻止して、出張や“社会科見学”をしたいです」
「ああ」
この日は夕飯後もずっと出張の話や、買った本のことを仁さんと話し合った。