スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
お昼の時間になり、会議室でお弁当を広げて黙々と食べる。
午後からは石毛先輩の原稿の清書で、その後は山田先輩と写真の選定で、自分の宿題は1時間くらい取りたいなと頭の中で段取りを決め、人参をパクっと食べた。
「今頃、荒木編集長と高坂専務ってどの辺りなんだろうな」
「西日本って言っていたし、あと1時間30分はかかるんじゃないか」
「出張とか言って、高坂専務は遊んでそうだよな」
田所副編集長と佐藤さんが仁さん達の話で盛り上がっていて、仁さんに自分の宿題を1時間してから帰るってメッセージを伝えようかな。
送り先を見られたら嫌だし、スマホを取り出して会議室を出て、こっそりと文章を送ると既読になった。
『宿題をするのは良いけど、1人で会議室にいるのは絶対に駄目』と返事があり、そう言えば前に私1人で会議室に残っていたら仁さんが取材先に戻ってきて2人だけで会議室に残って、そこで初めて『一緒に帰るよ』ってなったんだっけ。
まだ数える程度しか一緒に帰っていないけど、また一緒に帰りたいな。
『1人にはなりませんし、一美さんとの約束もあるので後で帰る時間を相談します』っと送り、直ぐ様返事が来た。
『分かった。高坂さんと部屋は別だから、後でゆっくりと真琴と電話したい』の文字にニヤける口元を見られないようにしなきゃ、コホンと咳払いして、一美さん宛にメッセージを作る。
『荒木さんから今日の夜の事を聞きましたが、本当に大丈夫でしょうか?予定がありませんでしたか?』と送ると既読になり、『予定は明日だから平気よ。仁の過保護ぶりに困っていない?』とあり、どうしよう、ほんの少し過保護ぶりを感じたのも事実だ。
『社会人1年生って言ったら、心配は心配だからと言われました』
『30過ぎた男なのにね。困ったら私が言うからね』
『ありがとうございます。今日少しだけ四つ葉で宿題をしたくて、出るのは午後7時にします』
『分かったわ。8時にシェアハウスに向かうね。いっぱい女子トークをしましょうね!』
一美さんとやり取りを繰り返し、よし、午後も頑張って製作の仕事を頑張ろっと。
会議室に戻って石毛先輩の原稿を黙読しながらノートパソコンを使って清書し、ラクビーも細かいルールや専門用語がいっぱいあって、先輩達の知識と言葉の豊富さが凄い。
水野先輩も自分の経験と知識を原稿に反映させているし、私も追いつきたいな。
ラクビーの原稿を1枚1枚入力し、時折目の凝りを和らげたりして、どんどん入力して、印刷をかけ、ようやく全部の原稿の入力を終えてたのが午後5時30分で、後は仁さんに確認をしてもらうんだけだと、再び印刷をかける。
順調にプリンターから印刷された用紙が出てくるけど、また途中で止まり、プリンターを確認すると用紙切れのマークが点灯していた。
「すいません、プリンターの用紙は在庫室ですか?」
「うん、確か在庫室を入ったら右側に色んなサイズの用紙が一塊づつあった筈だよ」
「ありがとうございます!直ぐに取ってきます」
中畑さんに教えてもらい、まだ在庫室は出入りができるはずだから取りに行こうと、手ぶらで会議室を出ていった。
廊下を歩いていると専務室から橘さんがバックを持って出てきて、うう、気まずいけれどそのまま通り過ぎちゃ感じが悪くなるよね。
「お疲れ様です」
「……お疲れ様です」
私が先に挨拶すると向こうも返事を返してくれたので、良かった…、まだ印刷の途中だから在庫室に用紙を取りに行かなきゃ。
私は軽く会釈して階段を降りようとすると橘さんも続いて来たので、2人で階段を降りる。
「先週、私と荒木編集長とのやり取りを見ていましたよね?」
橘さんから話しを切り出され、2階の所で立ち止まった。
確かにやり取りは見ていたけど、故意じゃなくて偶然だったし、あの場面は今でも覚えていて、今後も忘れることはないよ。
「見ていたというか、階段を降りてすぐだったので偶然に遭遇したんです」
「もう少し後に来てくれたら、もっと荒木編集長とお話しが出来たのに」
「そう言われても…」
そっちはそうかもしれないけど、苛々をぶつけられても困るし、早く用紙を取りに行かなゃ。
「まだ仕事中で在庫室に行かないといけないので、良いですか?」
私は橘さんから離れて、1階の方へ降り始める。
「まだ荒木編集長のこと、諦めていないんで邪魔しないで下さい!」
その言葉でピタッと立ち止まったけど、仁さんとの事は秘密だから何も言えず、そのまま階段を降りていって在庫室に向かった。
早歩きで1階の廊下を歩き、在庫室に入ってバタン!と扉を閉め、ふぅと息を吐く。
『諦めていないんで』と橘さんの言葉が浮かび、秘密の恋をしているから橘さんには仁さんの事が言えなくて、本当は付き合っているんですって堂々と言いたかった。
この後、一美さんに会うから少し話しを聞いてもらおうかな?仁さんの名前をオブラートに包んで話せば、聞いてもらえるかな?本当は仁さんに聞いて一緒に解決して貰おうと思ったけど、出張中で明日じゃないと会えないし。
先ずは用紙を持ち出さないと、石毛先輩の清書を仁さんに渡さなきゃ、中畑さんに教えてもらった場所から印刷に使う用紙のサイズを探し、該当する用紙の一塊を両手で持って、在庫室のドアノブに手を掛けると、あれ?開かない?
何度もドアノブをガチャガチャと回しても開く様子もなく、もしかしてー…閉じ込められた?
午後からは石毛先輩の原稿の清書で、その後は山田先輩と写真の選定で、自分の宿題は1時間くらい取りたいなと頭の中で段取りを決め、人参をパクっと食べた。
「今頃、荒木編集長と高坂専務ってどの辺りなんだろうな」
「西日本って言っていたし、あと1時間30分はかかるんじゃないか」
「出張とか言って、高坂専務は遊んでそうだよな」
田所副編集長と佐藤さんが仁さん達の話で盛り上がっていて、仁さんに自分の宿題を1時間してから帰るってメッセージを伝えようかな。
送り先を見られたら嫌だし、スマホを取り出して会議室を出て、こっそりと文章を送ると既読になった。
『宿題をするのは良いけど、1人で会議室にいるのは絶対に駄目』と返事があり、そう言えば前に私1人で会議室に残っていたら仁さんが取材先に戻ってきて2人だけで会議室に残って、そこで初めて『一緒に帰るよ』ってなったんだっけ。
まだ数える程度しか一緒に帰っていないけど、また一緒に帰りたいな。
『1人にはなりませんし、一美さんとの約束もあるので後で帰る時間を相談します』っと送り、直ぐ様返事が来た。
『分かった。高坂さんと部屋は別だから、後でゆっくりと真琴と電話したい』の文字にニヤける口元を見られないようにしなきゃ、コホンと咳払いして、一美さん宛にメッセージを作る。
『荒木さんから今日の夜の事を聞きましたが、本当に大丈夫でしょうか?予定がありませんでしたか?』と送ると既読になり、『予定は明日だから平気よ。仁の過保護ぶりに困っていない?』とあり、どうしよう、ほんの少し過保護ぶりを感じたのも事実だ。
『社会人1年生って言ったら、心配は心配だからと言われました』
『30過ぎた男なのにね。困ったら私が言うからね』
『ありがとうございます。今日少しだけ四つ葉で宿題をしたくて、出るのは午後7時にします』
『分かったわ。8時にシェアハウスに向かうね。いっぱい女子トークをしましょうね!』
一美さんとやり取りを繰り返し、よし、午後も頑張って製作の仕事を頑張ろっと。
会議室に戻って石毛先輩の原稿を黙読しながらノートパソコンを使って清書し、ラクビーも細かいルールや専門用語がいっぱいあって、先輩達の知識と言葉の豊富さが凄い。
水野先輩も自分の経験と知識を原稿に反映させているし、私も追いつきたいな。
ラクビーの原稿を1枚1枚入力し、時折目の凝りを和らげたりして、どんどん入力して、印刷をかけ、ようやく全部の原稿の入力を終えてたのが午後5時30分で、後は仁さんに確認をしてもらうんだけだと、再び印刷をかける。
順調にプリンターから印刷された用紙が出てくるけど、また途中で止まり、プリンターを確認すると用紙切れのマークが点灯していた。
「すいません、プリンターの用紙は在庫室ですか?」
「うん、確か在庫室を入ったら右側に色んなサイズの用紙が一塊づつあった筈だよ」
「ありがとうございます!直ぐに取ってきます」
中畑さんに教えてもらい、まだ在庫室は出入りができるはずだから取りに行こうと、手ぶらで会議室を出ていった。
廊下を歩いていると専務室から橘さんがバックを持って出てきて、うう、気まずいけれどそのまま通り過ぎちゃ感じが悪くなるよね。
「お疲れ様です」
「……お疲れ様です」
私が先に挨拶すると向こうも返事を返してくれたので、良かった…、まだ印刷の途中だから在庫室に用紙を取りに行かなきゃ。
私は軽く会釈して階段を降りようとすると橘さんも続いて来たので、2人で階段を降りる。
「先週、私と荒木編集長とのやり取りを見ていましたよね?」
橘さんから話しを切り出され、2階の所で立ち止まった。
確かにやり取りは見ていたけど、故意じゃなくて偶然だったし、あの場面は今でも覚えていて、今後も忘れることはないよ。
「見ていたというか、階段を降りてすぐだったので偶然に遭遇したんです」
「もう少し後に来てくれたら、もっと荒木編集長とお話しが出来たのに」
「そう言われても…」
そっちはそうかもしれないけど、苛々をぶつけられても困るし、早く用紙を取りに行かなゃ。
「まだ仕事中で在庫室に行かないといけないので、良いですか?」
私は橘さんから離れて、1階の方へ降り始める。
「まだ荒木編集長のこと、諦めていないんで邪魔しないで下さい!」
その言葉でピタッと立ち止まったけど、仁さんとの事は秘密だから何も言えず、そのまま階段を降りていって在庫室に向かった。
早歩きで1階の廊下を歩き、在庫室に入ってバタン!と扉を閉め、ふぅと息を吐く。
『諦めていないんで』と橘さんの言葉が浮かび、秘密の恋をしているから橘さんには仁さんの事が言えなくて、本当は付き合っているんですって堂々と言いたかった。
この後、一美さんに会うから少し話しを聞いてもらおうかな?仁さんの名前をオブラートに包んで話せば、聞いてもらえるかな?本当は仁さんに聞いて一緒に解決して貰おうと思ったけど、出張中で明日じゃないと会えないし。
先ずは用紙を持ち出さないと、石毛先輩の清書を仁さんに渡さなきゃ、中畑さんに教えてもらった場所から印刷に使う用紙のサイズを探し、該当する用紙の一塊を両手で持って、在庫室のドアノブに手を掛けると、あれ?開かない?
何度もドアノブをガチャガチャと回しても開く様子もなく、もしかしてー…閉じ込められた?