スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
今は新幹線に乗ってグリーン車の席に座り、外に顔を向けるけど、行きに観た景色は綺麗だったのに、今は暗闇で、所々住宅の灯りや電柱の外灯しか見えない。
すると車内販売員が歩いてきて、高坂さんが手を上げる。
「食べたい気分じゃないけど、飲み物だけは飲もうか」
「温かい物が飲みたい」
店員にリストを見せてもらい、飲めそうな物はラテ系だったから、それを2つ頼んでそれぞれ配られ、静かに飲むけど、美味しい感じはしない。
「一度宝条さんに話しを聞いてから、ご両親に話そう」
「1週間くらいは自宅待機をさせた方が良い」
「だよな」
高坂さんがまたラテを飲むけど、表情は暗いままだし、俺だって早く真琴の元に行って、寄り添いたい、抱き締めて安心させたい。
「水瀬からの連絡はびっくりしたけど、姫川達が助けてくれたから良かったな」
「確かに。在庫室の鍵の管理って、どうしているの?」
「鍵の全般は総務課が管理しているけど、あそこって誰でも出入りが出来るし、監視カメラをつけてないから誰が持ち出したか分からないし、今後はICカードで出入り出来るようにしないとな」
高坂さんはセキュリティに関して具体案を述べ、本当に真琴をああいう目に合わせた人物が許せなくて、唇をギリっと噛む。
そうだ、一美にも連絡しないとと思って、スマホのメッセージで事情を伝えたら、直ぐに返信が来た。
『宝条さんの気持ちが大事だし、私で良かったらいつでも話しを聞きに行くからねと伝えて。仁も思い詰めないで。三斗も貴方達の事を心配しているわ』
『ありがと』
折角一美が来てくれることになっていたのに、申し訳ないな。
新幹線が目的の駅について、高坂さんが手配してくれたタクシーに2人で乗り込んで、30分かけて四つ葉に到着し、荷物を持ってロビーに行くと姫川と水瀬がソファに座っていて、俺達に気づいて立ち上がり、こっちに来た。
「遅くなって、悪い」
「新幹線を使う距離だし、しょうがないよ」
「新人のガキは九条が付き添って、2階の編集部にいる」
俺が遅くなった事を謝ると2人は仕方ないというのを分かっていて、4人で2階に向かい、ICカードで編集部の中に入ると、タウン情報部の隅の席に九条さんと真琴がいて、俺に気づいた真琴はボロボロと涙を流して、本当は抱きしめたいけど皆がいるし、グッと我慢して近くに行く。
「何処か怪我はしていない?」
「ドアを…、誰か…に気づいて…欲しくて、叩いて痛…」
俺は抱きしめたい想いを代弁するかのように、真琴の頭の上に右手をポンと置く。
「それ以上は言わなくていい。九条さんには悪いけど、このまま付き添って欲しい」
「大丈夫です。給湯室で温かい飲み物を作ってきます」
九条さんが席を立って、俺達はタウン情報部の空いている椅子に座る。
「蒸し返して悪いけど、状況をもう一度、ゆっくりでいいから話して欲しい」
「はい。会議室で石毛先輩の清書をー…」
真琴はポツポツと話しをし始め、印刷用の用紙を在庫室に取りに行って出ようとしたら鍵が掛かっていたとのことだ。
すると車内販売員が歩いてきて、高坂さんが手を上げる。
「食べたい気分じゃないけど、飲み物だけは飲もうか」
「温かい物が飲みたい」
店員にリストを見せてもらい、飲めそうな物はラテ系だったから、それを2つ頼んでそれぞれ配られ、静かに飲むけど、美味しい感じはしない。
「一度宝条さんに話しを聞いてから、ご両親に話そう」
「1週間くらいは自宅待機をさせた方が良い」
「だよな」
高坂さんがまたラテを飲むけど、表情は暗いままだし、俺だって早く真琴の元に行って、寄り添いたい、抱き締めて安心させたい。
「水瀬からの連絡はびっくりしたけど、姫川達が助けてくれたから良かったな」
「確かに。在庫室の鍵の管理って、どうしているの?」
「鍵の全般は総務課が管理しているけど、あそこって誰でも出入りが出来るし、監視カメラをつけてないから誰が持ち出したか分からないし、今後はICカードで出入り出来るようにしないとな」
高坂さんはセキュリティに関して具体案を述べ、本当に真琴をああいう目に合わせた人物が許せなくて、唇をギリっと噛む。
そうだ、一美にも連絡しないとと思って、スマホのメッセージで事情を伝えたら、直ぐに返信が来た。
『宝条さんの気持ちが大事だし、私で良かったらいつでも話しを聞きに行くからねと伝えて。仁も思い詰めないで。三斗も貴方達の事を心配しているわ』
『ありがと』
折角一美が来てくれることになっていたのに、申し訳ないな。
新幹線が目的の駅について、高坂さんが手配してくれたタクシーに2人で乗り込んで、30分かけて四つ葉に到着し、荷物を持ってロビーに行くと姫川と水瀬がソファに座っていて、俺達に気づいて立ち上がり、こっちに来た。
「遅くなって、悪い」
「新幹線を使う距離だし、しょうがないよ」
「新人のガキは九条が付き添って、2階の編集部にいる」
俺が遅くなった事を謝ると2人は仕方ないというのを分かっていて、4人で2階に向かい、ICカードで編集部の中に入ると、タウン情報部の隅の席に九条さんと真琴がいて、俺に気づいた真琴はボロボロと涙を流して、本当は抱きしめたいけど皆がいるし、グッと我慢して近くに行く。
「何処か怪我はしていない?」
「ドアを…、誰か…に気づいて…欲しくて、叩いて痛…」
俺は抱きしめたい想いを代弁するかのように、真琴の頭の上に右手をポンと置く。
「それ以上は言わなくていい。九条さんには悪いけど、このまま付き添って欲しい」
「大丈夫です。給湯室で温かい飲み物を作ってきます」
九条さんが席を立って、俺達はタウン情報部の空いている椅子に座る。
「蒸し返して悪いけど、状況をもう一度、ゆっくりでいいから話して欲しい」
「はい。会議室で石毛先輩の清書をー…」
真琴はポツポツと話しをし始め、印刷用の用紙を在庫室に取りに行って出ようとしたら鍵が掛かっていたとのことだ。