スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
ノートの準備よし!ペン、修正テープ、リラックス用のホットミルクもよし!
スマホの充電も大丈夫だし、リビングで仁さんからの連絡を待ちながらテレビをつける。
政治の内容は相変わらず難しいし、違うテレビのチャンネルを次々と変えていくと芹澤が出ているスポーツ番組が放送されていた。
『本日はシンクロナイズドスイミングの特集をお送りしました。この日本代表の選手達の演技力、素人の僕でさえ感動を覚え、心が震えました。是非視聴者の皆さんにも選手達の演技をご覧いただきたいです』
芹澤がハキハキと伝える姿に、今の私はずっと自宅で過ごしていて、やっぱ外でスポーツを観てみたいな。
するとスマホに着信があり、バッと手に取って画面を見ると仁さんの名前が表示されていたから直ぐ様通話ボタンを押す。
「も、もしもし?」
『真琴?仁だけど』
「知っていますよ」
思わずふふって笑う。
『今はシェアハウスのリビングで、準備は出来てる』
「私もチャンネルを合わせますね」
リモコンを使って、いつものテレビ放送のチャンネルに合わせる。
『通話しながらだとペンが書きにくいから、ビデオ電話に切り替える』
「はい」
耳からスマホを離すと画面がビデオ電話になり、グレーのスウェット姿の仁さんが映り、スマホ越しでもその姿が見れて嬉しいな。
そこからはテレビ放送を見ながらノートに必死にペンを走らせ、私の質問に仁さんが答え、またお互いがノート書きを進め、うん、今日もいっぱい書けた。
『話したい事があって、部屋まで移動をしてもらってもいい?』
「はい、戻りますね」
私はテレビの電源を消して荷物を纏め、リビングを出て2階の自分の部屋に戻る。
「部屋に戻りました」
『ありがと。今日さ、水瀬と2人きりで飲んで』
「はい」
『“休刊”のことは触れなかったけど、7月号のことを頑張りたいと話したんだ』
そこから仁さんは水瀬編集長と久しぶりに飲んで、話した時間がとても良かったこと、これからの時間の過ごし方について私と話をしたかったとのこと。
『真琴と過ごす時間ばかりに目を向けていてさ、勿論今のこの時間は大切だし、明日も電話を掛けるけど、水瀬や姫川との時間も過ごしたいなと思った。だから時々寂しい時間を過ごさせてしまうけど、友人との時間を大事にしたい』
仁さんはとても真面目で、でもきちんと話してくれるから嬉しいな。
「大事にしたいって、正直に話しをしていただいてありがとうございます。私も三姉妹や葵に会いに行く時は、ちゃんと仁さんに言いますね」
『ああ、そうしよう』
「時々お父さん達の所に帰っても良いですか?」
『良いよ。俺はあの雰囲気がとても居心地が良かったし、真琴がご両親の愛情をいっぱい受けて育ったなんだなって分かって嬉しかった』
どうしよう、画面越しにだけどニヤけちゃうよ。
「その時は、“実家に帰らせて頂きます!”って言います」
『高坂さんの言葉を真に受けなくていい』
画面越しに仁さんは顔をぷいっと横に向け、拗ねてる。
「すいません、冗談です。話しをかわりますがシンクロナイズドスイミングの事で、家でも映像を観ていて、選手達のピタッと揃う姿に圧倒されて、口がぽかんとしました」
『あそこまで揃える為に相当な練習をしているし、圧倒されるのは分かる』
私は身振り手振りを交えてシンクロの事を話し、仁さんはそれを1つ1つ聞いてくれて、時間がどんどん過ぎていく。
「まだ自宅待機が続きますが、外でスポーツのことに触れては駄目ですか?」
『どのスポーツから触れたい?』
「いっぱいありすぎて絞りきれないですが、体を動かさないと訛りそうです」
『………高坂さんに相談するから、分かり次第、返事をする。そろそろ寝ようか』
「はい…、返事を待っています」
『真琴』
「はい?」
『好きだ。お休み』
「わた…あ、切れた」
返事をしたかったのにブチッとビデオ電話が終了し、うう…、でも最後に“好きだ”の言葉を聞けて嬉しかった。
よーし、明日は私が朝ご飯を作って、またシンクロの事を取り組んで、日々のスポーツのニュースに目を向けようっと。
スマホの充電も大丈夫だし、リビングで仁さんからの連絡を待ちながらテレビをつける。
政治の内容は相変わらず難しいし、違うテレビのチャンネルを次々と変えていくと芹澤が出ているスポーツ番組が放送されていた。
『本日はシンクロナイズドスイミングの特集をお送りしました。この日本代表の選手達の演技力、素人の僕でさえ感動を覚え、心が震えました。是非視聴者の皆さんにも選手達の演技をご覧いただきたいです』
芹澤がハキハキと伝える姿に、今の私はずっと自宅で過ごしていて、やっぱ外でスポーツを観てみたいな。
するとスマホに着信があり、バッと手に取って画面を見ると仁さんの名前が表示されていたから直ぐ様通話ボタンを押す。
「も、もしもし?」
『真琴?仁だけど』
「知っていますよ」
思わずふふって笑う。
『今はシェアハウスのリビングで、準備は出来てる』
「私もチャンネルを合わせますね」
リモコンを使って、いつものテレビ放送のチャンネルに合わせる。
『通話しながらだとペンが書きにくいから、ビデオ電話に切り替える』
「はい」
耳からスマホを離すと画面がビデオ電話になり、グレーのスウェット姿の仁さんが映り、スマホ越しでもその姿が見れて嬉しいな。
そこからはテレビ放送を見ながらノートに必死にペンを走らせ、私の質問に仁さんが答え、またお互いがノート書きを進め、うん、今日もいっぱい書けた。
『話したい事があって、部屋まで移動をしてもらってもいい?』
「はい、戻りますね」
私はテレビの電源を消して荷物を纏め、リビングを出て2階の自分の部屋に戻る。
「部屋に戻りました」
『ありがと。今日さ、水瀬と2人きりで飲んで』
「はい」
『“休刊”のことは触れなかったけど、7月号のことを頑張りたいと話したんだ』
そこから仁さんは水瀬編集長と久しぶりに飲んで、話した時間がとても良かったこと、これからの時間の過ごし方について私と話をしたかったとのこと。
『真琴と過ごす時間ばかりに目を向けていてさ、勿論今のこの時間は大切だし、明日も電話を掛けるけど、水瀬や姫川との時間も過ごしたいなと思った。だから時々寂しい時間を過ごさせてしまうけど、友人との時間を大事にしたい』
仁さんはとても真面目で、でもきちんと話してくれるから嬉しいな。
「大事にしたいって、正直に話しをしていただいてありがとうございます。私も三姉妹や葵に会いに行く時は、ちゃんと仁さんに言いますね」
『ああ、そうしよう』
「時々お父さん達の所に帰っても良いですか?」
『良いよ。俺はあの雰囲気がとても居心地が良かったし、真琴がご両親の愛情をいっぱい受けて育ったなんだなって分かって嬉しかった』
どうしよう、画面越しにだけどニヤけちゃうよ。
「その時は、“実家に帰らせて頂きます!”って言います」
『高坂さんの言葉を真に受けなくていい』
画面越しに仁さんは顔をぷいっと横に向け、拗ねてる。
「すいません、冗談です。話しをかわりますがシンクロナイズドスイミングの事で、家でも映像を観ていて、選手達のピタッと揃う姿に圧倒されて、口がぽかんとしました」
『あそこまで揃える為に相当な練習をしているし、圧倒されるのは分かる』
私は身振り手振りを交えてシンクロの事を話し、仁さんはそれを1つ1つ聞いてくれて、時間がどんどん過ぎていく。
「まだ自宅待機が続きますが、外でスポーツのことに触れては駄目ですか?」
『どのスポーツから触れたい?』
「いっぱいありすぎて絞りきれないですが、体を動かさないと訛りそうです」
『………高坂さんに相談するから、分かり次第、返事をする。そろそろ寝ようか』
「はい…、返事を待っています」
『真琴』
「はい?」
『好きだ。お休み』
「わた…あ、切れた」
返事をしたかったのにブチッとビデオ電話が終了し、うう…、でも最後に“好きだ”の言葉を聞けて嬉しかった。
よーし、明日は私が朝ご飯を作って、またシンクロの事を取り組んで、日々のスポーツのニュースに目を向けようっと。