スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
◇自宅待機:5日目ー1
スマホの時刻を確認すると午後6時を過ぎた所で、私は1台の車の後部座席に1人で座っていて、車の中から左側の車窓から見える建物を見上げる。
あそこに仁さんがいて、側にいたくても出来なくて、俯きながら両手をギュッと強く握っていたら、窓ガラスをコンコンとノックされ、顔を上げると一美さんと三斗さんがドアの前に立っていた。
ああ、ヤバい、2人の顔を見ていたらジワっと視界が滲んで涙がボロボロと頬を伝い、私はガチャっとドアを開けて車から降りて一美さんに抱きつくと、一美さんが私の背中をポンポンと優しく叩く。
「大丈夫。仁はきっと大丈夫だから」
「…い」
小さな声で返事をすると、バタバタと足音が聞こえた。
「仁君の意識が戻ったよ」
この声は秘書の橘さん?!私は声の方へ顔を向けると、橘さんの隣に見慣れないスーツ姿の男性がいて、この人は一体誰なんだろうと見ていたら、その男性はスーツの内ポケットから黒い手帳を出した。
「S警察署の南山と申します。お取り込み中で申し訳ございませんがお話を伺いたいので、ここではなく、面会のスペースまでおこしいただけませんか?」
「兄ちゃんに先に会いたいんだけど」
「話しを聞くのは四つ葉の方だけなので、ご家族の方はどうぞお会いになって下さい」
「宝条さんだけ別行動になるのはちょっと…」
三斗さんが私だけになるのを渋るけど、警察の人がそういうんだし、仕方ないよね。
「分かりました。行きます」
「僕が付き添うよ」
「ありがとうございます」
私は橘さんの付き添いの元、警察の人と3人で建物の面会スペースに向かい、机と椅子がある席対面で座り、橘さんは座らずに私の後ろに立っている。
「改めてお話をお願いします」
「はい、今日はシンクロの見学をする為に待ち合わせをしましてー…」
私は改めて警察の人に、今日の出来事を話し始めた。
あそこに仁さんがいて、側にいたくても出来なくて、俯きながら両手をギュッと強く握っていたら、窓ガラスをコンコンとノックされ、顔を上げると一美さんと三斗さんがドアの前に立っていた。
ああ、ヤバい、2人の顔を見ていたらジワっと視界が滲んで涙がボロボロと頬を伝い、私はガチャっとドアを開けて車から降りて一美さんに抱きつくと、一美さんが私の背中をポンポンと優しく叩く。
「大丈夫。仁はきっと大丈夫だから」
「…い」
小さな声で返事をすると、バタバタと足音が聞こえた。
「仁君の意識が戻ったよ」
この声は秘書の橘さん?!私は声の方へ顔を向けると、橘さんの隣に見慣れないスーツ姿の男性がいて、この人は一体誰なんだろうと見ていたら、その男性はスーツの内ポケットから黒い手帳を出した。
「S警察署の南山と申します。お取り込み中で申し訳ございませんがお話を伺いたいので、ここではなく、面会のスペースまでおこしいただけませんか?」
「兄ちゃんに先に会いたいんだけど」
「話しを聞くのは四つ葉の方だけなので、ご家族の方はどうぞお会いになって下さい」
「宝条さんだけ別行動になるのはちょっと…」
三斗さんが私だけになるのを渋るけど、警察の人がそういうんだし、仕方ないよね。
「分かりました。行きます」
「僕が付き添うよ」
「ありがとうございます」
私は橘さんの付き添いの元、警察の人と3人で建物の面会スペースに向かい、机と椅子がある席対面で座り、橘さんは座らずに私の後ろに立っている。
「改めてお話をお願いします」
「はい、今日はシンクロの見学をする為に待ち合わせをしましてー…」
私は改めて警察の人に、今日の出来事を話し始めた。