スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
仁さんから受け取ったインタビューの紙束の最後のページを見て、そこに書いてあった黒ボールペンの文字に体がビクッとした。
“インタビューの原稿、和室で読んだ時よりも良い
たっぷりとご褒美をするから覚悟して
また待ち合わせ場所で 仁”
こんな風に書かれると、どんなご褒美か想像した自分が恥ずかしい…、ちらっと仁さんを見ると口元がクスっと笑っていて、絶対に確信犯じゃん!もう!
周りにバレないようにインタビューの原稿をバックにしまい、また清書の作業に戻る。
そして仁さんとの約束をする為、会議室を7時40分に出て階段を降りて四つ葉のビルを出て、藍山駅に向かった。
今日の夕飯はスーパーで買うとして、ホットミルクを飲みたいから牛乳1本買うでしょ?明日の朝食は玉子焼きを作りたー…、ピタッと止まったのは駅前のロータリーにバイクが停まっていて、そこに三輪さんがいたから。
すると三輪さんはつかつかとこっちに向かってきて、私は後退りするけど左腕を三輪さんに掴まれ、グイッと線路沿いの道に連れてこまれる。
「ちょ…、離して下さい!」
「嫌だね」
三輪さんはこちらに振り向こうとせず、どんどん線路沿いの道を進んでいき、その横を電車が何度も通過する。
『亮二に渡したくないから、予防線』と仁さんの言葉を思い出し、ピタッと歩みをやめると、三輪さんがこっちに振り返り、私の背中を線路沿いに設置されているフェンスに押した。
そして右手で私の顎をクイッと上にあげ、表情がニヤっとする顔じゃなくて、真剣そのものになる。
「仁じゃなくて、俺を選べよ」
はっきりと聞こえた言葉と同時に唇が重なり、電車が通過した。
“インタビューの原稿、和室で読んだ時よりも良い
たっぷりとご褒美をするから覚悟して
また待ち合わせ場所で 仁”
こんな風に書かれると、どんなご褒美か想像した自分が恥ずかしい…、ちらっと仁さんを見ると口元がクスっと笑っていて、絶対に確信犯じゃん!もう!
周りにバレないようにインタビューの原稿をバックにしまい、また清書の作業に戻る。
そして仁さんとの約束をする為、会議室を7時40分に出て階段を降りて四つ葉のビルを出て、藍山駅に向かった。
今日の夕飯はスーパーで買うとして、ホットミルクを飲みたいから牛乳1本買うでしょ?明日の朝食は玉子焼きを作りたー…、ピタッと止まったのは駅前のロータリーにバイクが停まっていて、そこに三輪さんがいたから。
すると三輪さんはつかつかとこっちに向かってきて、私は後退りするけど左腕を三輪さんに掴まれ、グイッと線路沿いの道に連れてこまれる。
「ちょ…、離して下さい!」
「嫌だね」
三輪さんはこちらに振り向こうとせず、どんどん線路沿いの道を進んでいき、その横を電車が何度も通過する。
『亮二に渡したくないから、予防線』と仁さんの言葉を思い出し、ピタッと歩みをやめると、三輪さんがこっちに振り返り、私の背中を線路沿いに設置されているフェンスに押した。
そして右手で私の顎をクイッと上にあげ、表情がニヤっとする顔じゃなくて、真剣そのものになる。
「仁じゃなくて、俺を選べよ」
はっきりと聞こえた言葉と同時に唇が重なり、電車が通過した。