スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
side三輪亮二
四つ葉のビル前だとまた専務に邪魔されるだろうから、藍山駅のロータリーでひよっこを待つことにした。
行き交う人の流れを眺め、そこにひよっこが1人でいるのが見え、都合いい。
俺はバイクから離れてつかつかとひよっこに近付いて腕を掴み、線路沿いの道へ進んだ。
「ちょ…、離して下さい!」
そう言われて素直に離すかよ、邪魔な専務や仁がいないし、ようやく2人きりになれたのに。
俺はひよっこをフェンスに押し付け、顎をクイッと上に上げる。
「仁じゃなく、俺を選べよ」
今度こそはっきりと声を出して伝え、そのままひよっこに自分の唇を重ね、それと同時に電車が通過し、ひよっこは抵抗しようとするが俺は両手でひよっこの顔を掴み、どんどん重ね続ける。
「んー!」
ひよっこはそれでも抵抗しようと俺の胸元を叩くけど、意味ねぇし。
顔の角度を変えてひよっこの唇をたっぷりと堪能し、ぷはっと唇を離すとひよっこはその場に座り込むので、俺もしゃがむ。
「ど…、どうし…」
「お前に惚れているから、した」
「ー!ー」
ひよっこは体をビクッとさせてゆっくりと顔を上げると、ギッと俺を睨む。
「そんな顔をしても意味ねぇぞ」
「最て…」
ひよっこの言葉を封じるように唇を重ね、今度は熱を差し込んで口の中をかき乱す。
「ふ……、い…だ…」
抵抗しても無駄なのに、差し込んだ熱を絡めようとするも何度も避けられ、くそ…、俺はひよっこの頭に手を添えてもっと唇を押しつけ、ひよっこの中にいる仁を排除するかのように、ひよっこに俺の印象を植え付ける。
ひよっこの後ろに何度も電車が通過し、そろそろいいだろうと唇を離して、俺だけ立った。
「仁より良かっただろ」
「……く…な…」
俺を睨んで見上げるひよっこに、俺はフッと笑う。
「次はもっと触れるから」
ひよっこをその場に残し、藍山駅に向かい、停めてあるバイクに跨ってヘルメットを被り、エンジンをかけて暗闇を走り出す。
いつものBarの近くにある駐輪場にバイクを停め、リュックを片方だけ左肩にかけて鉄の扉を開けて入ると、カウンター席には髪の毛がモジャモジャした男だけが座っていて、店の奥は人が疎らで、俺は三斗に炭酸水を用意してもらい、店の奥に座った。
髪の毛がモジャモジャした男はカウンター席を立って外に向かい、俺のスマホが鳴ったので画面を見ると『仁』の文字が表示され、俺はニヤっとしながら通話ボタンを押す。
『何処にいる?』
「いつものBarの奥の席」
『今直ぐ行く』
短いやり取りで通話がガチャ切りされ、おぉ怖え。
俺はリュックから漆黒の一眼カメラを取り出して、液晶画面を操作し、ひよっこの写真を表示させる。
「この笑顔、仁にだけずるいだろ」
ボソッと呟き、写真を眺めていると、やがて鉄の扉が開かれた。
四つ葉のビル前だとまた専務に邪魔されるだろうから、藍山駅のロータリーでひよっこを待つことにした。
行き交う人の流れを眺め、そこにひよっこが1人でいるのが見え、都合いい。
俺はバイクから離れてつかつかとひよっこに近付いて腕を掴み、線路沿いの道へ進んだ。
「ちょ…、離して下さい!」
そう言われて素直に離すかよ、邪魔な専務や仁がいないし、ようやく2人きりになれたのに。
俺はひよっこをフェンスに押し付け、顎をクイッと上に上げる。
「仁じゃなく、俺を選べよ」
今度こそはっきりと声を出して伝え、そのままひよっこに自分の唇を重ね、それと同時に電車が通過し、ひよっこは抵抗しようとするが俺は両手でひよっこの顔を掴み、どんどん重ね続ける。
「んー!」
ひよっこはそれでも抵抗しようと俺の胸元を叩くけど、意味ねぇし。
顔の角度を変えてひよっこの唇をたっぷりと堪能し、ぷはっと唇を離すとひよっこはその場に座り込むので、俺もしゃがむ。
「ど…、どうし…」
「お前に惚れているから、した」
「ー!ー」
ひよっこは体をビクッとさせてゆっくりと顔を上げると、ギッと俺を睨む。
「そんな顔をしても意味ねぇぞ」
「最て…」
ひよっこの言葉を封じるように唇を重ね、今度は熱を差し込んで口の中をかき乱す。
「ふ……、い…だ…」
抵抗しても無駄なのに、差し込んだ熱を絡めようとするも何度も避けられ、くそ…、俺はひよっこの頭に手を添えてもっと唇を押しつけ、ひよっこの中にいる仁を排除するかのように、ひよっこに俺の印象を植え付ける。
ひよっこの後ろに何度も電車が通過し、そろそろいいだろうと唇を離して、俺だけ立った。
「仁より良かっただろ」
「……く…な…」
俺を睨んで見上げるひよっこに、俺はフッと笑う。
「次はもっと触れるから」
ひよっこをその場に残し、藍山駅に向かい、停めてあるバイクに跨ってヘルメットを被り、エンジンをかけて暗闇を走り出す。
いつものBarの近くにある駐輪場にバイクを停め、リュックを片方だけ左肩にかけて鉄の扉を開けて入ると、カウンター席には髪の毛がモジャモジャした男だけが座っていて、店の奥は人が疎らで、俺は三斗に炭酸水を用意してもらい、店の奥に座った。
髪の毛がモジャモジャした男はカウンター席を立って外に向かい、俺のスマホが鳴ったので画面を見ると『仁』の文字が表示され、俺はニヤっとしながら通話ボタンを押す。
『何処にいる?』
「いつものBarの奥の席」
『今直ぐ行く』
短いやり取りで通話がガチャ切りされ、おぉ怖え。
俺はリュックから漆黒の一眼カメラを取り出して、液晶画面を操作し、ひよっこの写真を表示させる。
「この笑顔、仁にだけずるいだろ」
ボソッと呟き、写真を眺めていると、やがて鉄の扉が開かれた。