スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
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三輪さんとは半年間は会わないという形になった日から2週間が過ぎ、総務課の星野さんから郵便物を受け取り、発売された6月号の読者アンケートの葉書が数十枚が輪ゴムでまとめられていて、早速1枚手に取り、ノートパソコンを起動させてアンケートの入力を始める。
バトミントン、水泳…、こっちは水野先輩が3日で書いた記事についてとても丁寧に感想を書いていて、この感想を貰えるくらい水野先輩の記事は凄かったもんな。
佐藤さんも当初は掲載されるはずだった記事が駄目になり、改めて新しく書いた記事は仁さんが自分の記事よりもこっちを載せるべきだって強く言っていたし、実際読者アンケートにも好評の声が届いている。
良いな、自分の記事を読んでくれた読者からの声が貰えるのって嬉しいし、次への励みになるし。
良い感想もあれば厳しめの声もあって、次の7月号への参考に…、高坂専務からのノルマ3ヶ月の最後になるし、結果を出して“休刊”を撤回して頭の固いおっさん達を見返したい。
1枚1枚、入力していると会議室のドアが開き、シェアハウスから直接シンクロの取材に行っていた仁さんと、サッカーの撮影に行っていた秋山先輩が入って来た。
2人はホワイトボードの付箋が貼られている場所の所に来て、仁さんはシクロの撮影予定として貼ってある付箋をビリッと剥がし、別の日程に付箋を貼る。
「先方の都合でシンクロの撮影をこっちに変更になった」
「自分のスケジュールは大丈夫です。今度は客席からのアングルで攻めます。この前の時に撮りたいアングルは掴めたので、都度フィードバックをお願いします」
「分かった。俺も一眼カメラを持っていくから、お互い見せ合おう」
「はい!荒木編集長のカメラ、楽しみにしています」
秋山先輩は嬉しそうに自分の席に戻り、仁さんはまだホワイトボードに顔を向け、いけない、まだ自分の仕事があるんだから者の声を入力せねばと指を動かし続けた。
読者からの意見には取り上げた選手のインタビューのページを増やして欲しいこと、または違う選手で取り上げて欲しい、写真も先輩達はとてもいいアングルで撮っているけれど、他の雑誌の様に豊富に載せて欲しい、企画も内容によってはつまらないという言葉があって、読者から求められるものって様々なんだな。
午前中は読者アンケートの入力に集中し、午後はA班の野球側が書いている球宴の記事の前半部分の清書で、下書きの枚数は前半でも結構多い。
主に野球側をメインで書いている男性の伊東先輩は、私と同じ様に仁さんが書いた野球の記事を読んで四つ葉に働こうと決めたそうで、仁さんとはよく野球の話で盛り上がるそうだ。
「野球の球宴に出る選手はファンが投票で決めるから、色んな球団の選手が一同に集まるし、各球団のファンも球場に集まるから、物凄く盛り上がるよ」
伊東先輩が過去の球宴の原稿を見せてくれて、中身を読ませてもらうと、ほんとだ、毎年違う選手達が出場しているし、各ファンが試合の展開によって盛り上がっている写真も見せてくれた。
「この試合ってテレビでも観れるんですか?」
「確か地上波だと民放の△テレビって所が、今回放送を担当するはず」
「そのテレビ局、大学の同級生がアナウンサーをしている所です」
△テレビって芹澤がアナウンサーで就職している所で、きっと芹澤は番組で出てくる可能性があるかも。
「へぇ、同級生がアナウンサーって凄いね」
「スポーツ番組にも出てるんで、きっと球宴のことも取り上げるかもしれないです」
そこから伊東先輩が球宴の事を色々教えてくれて盛り上がり、時間は夜7時になり、私は一足先に会議室を出た。
バトミントン、水泳…、こっちは水野先輩が3日で書いた記事についてとても丁寧に感想を書いていて、この感想を貰えるくらい水野先輩の記事は凄かったもんな。
佐藤さんも当初は掲載されるはずだった記事が駄目になり、改めて新しく書いた記事は仁さんが自分の記事よりもこっちを載せるべきだって強く言っていたし、実際読者アンケートにも好評の声が届いている。
良いな、自分の記事を読んでくれた読者からの声が貰えるのって嬉しいし、次への励みになるし。
良い感想もあれば厳しめの声もあって、次の7月号への参考に…、高坂専務からのノルマ3ヶ月の最後になるし、結果を出して“休刊”を撤回して頭の固いおっさん達を見返したい。
1枚1枚、入力していると会議室のドアが開き、シェアハウスから直接シンクロの取材に行っていた仁さんと、サッカーの撮影に行っていた秋山先輩が入って来た。
2人はホワイトボードの付箋が貼られている場所の所に来て、仁さんはシクロの撮影予定として貼ってある付箋をビリッと剥がし、別の日程に付箋を貼る。
「先方の都合でシンクロの撮影をこっちに変更になった」
「自分のスケジュールは大丈夫です。今度は客席からのアングルで攻めます。この前の時に撮りたいアングルは掴めたので、都度フィードバックをお願いします」
「分かった。俺も一眼カメラを持っていくから、お互い見せ合おう」
「はい!荒木編集長のカメラ、楽しみにしています」
秋山先輩は嬉しそうに自分の席に戻り、仁さんはまだホワイトボードに顔を向け、いけない、まだ自分の仕事があるんだから者の声を入力せねばと指を動かし続けた。
読者からの意見には取り上げた選手のインタビューのページを増やして欲しいこと、または違う選手で取り上げて欲しい、写真も先輩達はとてもいいアングルで撮っているけれど、他の雑誌の様に豊富に載せて欲しい、企画も内容によってはつまらないという言葉があって、読者から求められるものって様々なんだな。
午前中は読者アンケートの入力に集中し、午後はA班の野球側が書いている球宴の記事の前半部分の清書で、下書きの枚数は前半でも結構多い。
主に野球側をメインで書いている男性の伊東先輩は、私と同じ様に仁さんが書いた野球の記事を読んで四つ葉に働こうと決めたそうで、仁さんとはよく野球の話で盛り上がるそうだ。
「野球の球宴に出る選手はファンが投票で決めるから、色んな球団の選手が一同に集まるし、各球団のファンも球場に集まるから、物凄く盛り上がるよ」
伊東先輩が過去の球宴の原稿を見せてくれて、中身を読ませてもらうと、ほんとだ、毎年違う選手達が出場しているし、各ファンが試合の展開によって盛り上がっている写真も見せてくれた。
「この試合ってテレビでも観れるんですか?」
「確か地上波だと民放の△テレビって所が、今回放送を担当するはず」
「そのテレビ局、大学の同級生がアナウンサーをしている所です」
△テレビって芹澤がアナウンサーで就職している所で、きっと芹澤は番組で出てくる可能性があるかも。
「へぇ、同級生がアナウンサーって凄いね」
「スポーツ番組にも出てるんで、きっと球宴のことも取り上げるかもしれないです」
そこから伊東先輩が球宴の事を色々教えてくれて盛り上がり、時間は夜7時になり、私は一足先に会議室を出た。